【とにかく黒い!】ステッドラー ルモグラフブラック 徹底画材レビュー
おこしやす つらら庵 ♪
ども、和雑貨屋つらら庵の職人、しょーちん。です!
絵を描く皆さんならこんな事思ったことありませんか?
"鉛筆で真っ黒に描きたいのになんか塗り込めるとシルバーっぽくなるし、‥なんかなぁ。"
この記事では、とにかく鉛筆デッサンで闇のように黒く塗りたい人におすすめの画材をご紹介します!
※この記事をよりよく理解して頂くためにはこちらのYouTube動画をドウゾ!
コチラから→https://youtu.be/9WjEvpWxH18
1.普通の鉛筆の特徴
まず一般的な鉛筆の特徴といえばお手軽さに尽きるんではないでしょうか。
鉛筆と紙さえあれば取り敢えず絵は描けます。
美大の入試に未だに鉛筆デッサンが採用されているのも、シンプルかつ基本的な描画材だからでしょう。
容易に消しゴムで消せるのも魅力です。
そして安い!
しかし、鉛筆の主成分は鉛。
塗り込めれば塗り込めるほど、なんか黒から離れていくと感じたことは無いですか?
横から見たらシルバーっぽいですよね。
しょーちん。は黒が大好きなので、黒を黒く塗れない鉛筆に少し不満でした。
しかし!黒を黒く塗れる素晴らしい鉛筆が有ると言うではありませんか!
2.ステッドラー マルス ルモグラフブラック鉛筆
ある方に教えてもらって早速Amazonでポチッ。
千円弱で6本入り。
HB.2B.4B.6B.7B.8Bの6種類の硬度がセットになっています。
うーん、一本あたりの単価で言えば約150円くらいですからちょいとお高めですね。
ユニ製の鉛筆なら一本40〜60円なので、2〜3倍のお高級品です。
ちなみにこの鉛筆を販売しているステッドラー社は、ドイツの有名な文具メーカーです。
もともと製図用の製品を開発していた事もあり、ユニなどと比べるとかなり芯が硬いイメージがあります。
その辺もガッシリクッキリが好きなしょーちん。は好みなのや。
3.開封〜見た目の説明
カンカンのケースをパカっと開けると、6種類の硬度の鉛筆が。
軸も黒を主体としており、高級感ですなぁ〜。
(黒=高級感とかいう貧乏脳)
ここで早速普通の鉛筆との違いを発見!
かなり芯が太い!
全て削ってみよう。
太っ!!
同硬度のユニの鉛筆と比較してみました。
どうですか?2〜3倍はあるでしょう。
尖らせるのが少し難しいですが、絵を描くときには広い面積を取れるので、太い方が描画には向いています。
バリバリ絵画用に開発された製品だなぁという事がわかりました。
‥ちなみに軸に使用している木材も大変削りやすかったです。
100均の鉛筆とかは軸材が悪いのか、とても削りにくくて芯をよく折ってしまうのでこういうちょっとした所にもブランドの違いは出るなぁ。
4.それぞれ塗って黒さやテカり具合を検証!
このセットでは一番硬いHBをまず塗り広げてみます。
結構硬くて、しっかりと紙に粒子が乗っている様な感覚です。
ここで早くも違いを発見!
左がルモグラフブラック、右が比較のために塗った一般的なユニ製の鉛筆。
黒い!
いやぁ、なんていうかな、ちゃんと黒なんですよ。
普通の鉛筆って黒のイメージですが、少し光を反射するのでシルバーチックに見える事があるんですよね。
それがない!
もちろん鉛には違いないので、横から見てもテカりが全くないと言えば嘘です。
でも、画像をご覧になれば一目瞭然、しっかりと黒でした。
イメージで言えば、色鉛筆の黒色を塗っている様な感覚です。
硬度が柔らかくなるにつれて黒さは増してきます。
テカりも硬度が柔らかくなるにつれて落ち着いたイメージ。
紙への当たりは、なんだか粘り気があるというか、紙に食い込んでいく様なイメージでした。
シッカリ描きたい人にオススメ!
8Bは粗めのスケッチブックに軽く塗ってもこの濃さですよ!
髪の毛とか描くときに重宝しそう♪
周りを指で擦ってぼかしてみました。
ぼかしも滑らかに掛かれるので、鉛筆デッサンにもバッチリ!
この鉛筆使ったら美大の入試とか少し有利に働けるんじゃない?ってくらい黒の質感が良かったです。
もちろん鉛筆なので、消しゴムで消す事も可能!
同じ鉛でどうしてここまで違うのかなぁと不思議になる鉛筆でした。
5.まとめ
いかがでしたか?
しょーちん。はとてもオススメの画材でした。
前から濃い鉛筆で描いたときのテカりと質感がどうも嫌いで、ドローイングには色鉛筆の黒を使うことが多かったのですが、
このマルスルモグラフブラックは申し分なく黒を黒として描かせてくれました!
教えてくれた方に感謝です♪(^^)
まぁベタ褒めだとつまらないので、頑張って絞り出して短所も描いておこう。
芯が太いのでどうしてもシャーペンの様な細かなタッチが持ち味の人には向かないかな。
どちらかといえば野性的にガシガシ描きたい人向けです。
このセットでは硬度も相当柔らかいものが多いので、透明感のある表現(例えばガラスとか水とか)は難しいと感じました。
あと、値段的にチョイお高め。
鉛筆デッサンをたくさんする人は鉛筆の意外な消費の速さを知っていると思う。
特に柔らかい鉛筆でがっつり描くとすぐ無くなります。
‥まぁ、言ってもそこまで高いものではないので気にならない人なら大丈夫。
そんなもんかな。
個人的にはかなりオススメの鉛筆でした。
艶消しのマットな線も大変魅力なので、ドローイングやクロッキーをする方にもオススメです♪
黒を黒でシッカリ描きたい!
ってな方は必携の鉛筆ではなかろうか。。
※この記事の動画版はコチラ!→https://youtu.be/9WjEvpWxH18
また、おこしやす つらら♪
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