つらら庵の珍客。
おこしやす つらら庵 ♪
いつも平凡なつらら庵。
でも、一昨日ちょっと変わった事がありまして。
ばばん!
こんな物が家におるんですわ。
どれどれ、顔を見せてみるのじゃ。
きゃわいい~(>_<)
いや、実はね、しょーちん。ママが職場でこの子猫を発見したらしく、周りを見渡しても母猫や兄弟の姿は無かったらしいので、(はぐれたのかな?)一旦うちで保護する事になったんです。
職場の人何人かが引き取り候補なのですが、なかなか決めてくれなくて(^^;)
丁度歯が生えてきた頃なので子猫用の食べ物も食べるのですが、まだミルクを哺乳瓶であげないといけないので結構世話が大変です。
庵主様に見せてみると、怖がりな物なので怯えてしまって( ̄▽ ̄;)
こんなちび猫なのに情けない(笑)
すねてしまって子猫の居る一階にはあまり降りてこず、ずっと二階に居ます(~_~;)
こまった事だ。。
でも、手に乗る程チビちゃんなので、ほんまに可愛い!
もうね、うちの子たちが小さかった頃を思い出します。
いやぁ~、早く引き取ってくれぇ~。
もう、このまま家に置いておくと別れるとき寂しすぎるやんかいさぁ~(´;ω;`)
それとも、うちの子になるかい??
…い、いかんいかん、情が移りそうに・・・。(笑)
とにかく、しばらくは子育てにいそしみたいと思います(;'∀')
それでは短いですがこの辺りで。
そろそろミルクを上げないとな。。
また、おこしやす つらら庵 ♪
続・伊藤若冲グッズ 象鯨図屏風がま口。
おこしやす つらら庵 ♪
ども!和雑貨職人のしょーちん。なのよね。
さてさて、つらら庵のこたつの線がぶっ壊れてからかれこれ2ヶ月ほど経つかな??
日中は暑いといえども、まだまだ朝晩はこの地域冷えるんです。
苦肉の策で、しょーちん。ママがコタツにヒーターの温風を呼び込むという荒業を発案してなんとか寒さをしのいできたのですが、
この度貯まったポイントでやっとこさこたつの線を買いまして。
…このあいだむざむざ500ポイントをふいにしてしまった事の反省もあって
(まだ言うか)、いつもはポイントで仕事の材料を買う足しにしてたんやけど、もう今回は早めに使っちゃおうとのことでこたつの線買いました。
足ぬっくぬくですわ(^^)/
ま、もう言うてる間にほんまにコタツいらんなるけどね。。
さ、しょーも無い話は置いといて、この間伊藤若冲のコースターをご依頼頂き、無事に納品したのですが、
今回はオーダーとは関係なく、これと同じ題材でがま口を作ってみたよ~。
みてみて、これ、しょーちん。自作のがま口用デザインシート。
コピーして何枚もストックして有ります。
つらら庵の作品はオール手描きですので、何枚もデザイン画を描かないといけません。
なので、こういった物を作っておくと効率良いんですよね。
これは裁縫する前のシートやけど、裁縫が全て終わった出来上がりのデザインも何となくつかめるように工夫してあるのがミソです。
よくあるのよ。
裁縫する前に見るとよく思えたのに、いざ組みあがった物を見ると
「あれっ?なんかち~が~う~~~ぅ。」
ってな事が(^^;)
でも、これを使うとそんな心配はありません♪
納得いくまで推敲します。
シートが完成したら、布に転写し、絵具で描き進める。
裏面の鯨の方は、実際もっともっと細かく陰影が入っているのですが、あえて簡略化しました。
その代わり波の部分を金で描きアクセントに。
そしてこれらをミシンで裁縫して完成!
中布は最近お気に入りのタイルっぽい(?)布。
マニアにはたまらない一品になったんではないかな?(#^.^#)
あ、そう言えばこの間のアジサイのも完成しました。
アジサイの色はなかなかうまくいったんだけどね~、どうもデザインが少し納得いかなくて(^^;)
もう少し改良だな。
いやぁ、がま口のデザイン、一杯やりたいことあるんですが、あぁ~できんなぁ~"(-""-)"
時間をください~(=゚ω゚)ノ(笑)
それではこの辺りで。
今日も一日ありがとうございました~☆
また、おこしやす つらら庵 ♪
〇今日の水墨絵〇
「らんま2/1」
"配られたトランプで勝負するっきゃないのさ。”
おこしやす つらら庵 ♪
”配られたトランプで勝負するっきゃないのさ。”
この言葉、誰の言葉か知ってますか??
哲学者?
ビジネス界の偉人?
冒険家?
実はこのお方の言葉です。
実は、世界一有名な犬と言っても過言ではない、スヌーピーの言葉なのです。
墨で描いてみました♪
めっちゃ深い言葉やと思いません??
僕たちこの世に生きる人間は、国籍も違えば生活の環境、貧富、容姿など、百人いたら百通りの固定された ”宿命” が有ります。
努力で変えれる事があるとすればそれは運命。
反対に、絶対に変えれないものが宿命です。
ほんで、人間はこの宿命についていつも悩む。
ほんとに悩む。
この苦しみは自分だけ背負っているのではないか?
なんで自分だけこんな目に。
って思う事も時にはあるやんね。
そんな時に周りからはこんな風に言われます。
「世界にはあなたより辛い人もいるんだよ」
確かにそうなんです。
自分より辛い境遇の人なんて五万といる。
それも事実。
でも、実際に今悩んでいる人間に、これほど意味の無い言葉ってないと思うんですよね。正直。
それは、本当に取るに足らない悩みかも知れない。
でも、一人の人間の中で渦巻いている悲しみ、苦しみは、その人にとって間違いなく苦しみなのです。大きさは関係なく。
もちろん、それによって自分を鼓舞する事はできるかも知れません。
ただ、他人との比較で苦しみは消えないよね。なかなか。
そんな時にこのスヌーピーさんの言葉よ。
”配られたトランプで勝負するっきゃないのさ”
そうなんですよ。
他人と比べるでもないが、自分に配られたトランプで勝負する。
横にいる人のトランプの柄を見た所で、自分の物と交換する事は出来ない。
むしろ、他人と不幸を比べっこするよりも、自分の配られたトランプで、出来る事をする。
そういうシンプルさでいいんちゃうかなぁと、このわんこの言葉で思うんです。
はぁ、しょーちん。のトランプに”短足”っていう柄があるなぁ。
…いや、しょーちん。は短足でもがんばって魅力的な人間になるのや!
足が長いのがイイ男ではないはず!!
・・・はぁ(笑)
そんなわけで、しょーちん。も決して良い柄ばかりでは無いですが、
配られたトランプで、できるところまで勝負しようと思います。
ほんと、人生はオセロみたいなもんですね。盤面が真っ黒けでも、自分の石の置き所で、急に真っ白になる事も有る。
むしろ、黒が多い方があとあと大逆転する余地があるのだ。
人それぞれ色々な事があるけど、自分の与えられたトランプで勝負しよう!
それではこの辺りで。
今日も一日ありがとうございました~☆
また、おこしやす つらら庵 ♪
〇おまけ〇
しょーちん。ね、ミッフィーの口って、ずっとばってん(×)やと思ってたの。
でも実際はうさぎの鼻と口を表してるんやね。
だってさぁ、「口はミッフィーでお願いしますよ!」とかいうやん。
だからてっきり。
でもよくよく考えると、口がばってんやと、開けたらこうなるよね。
…あ、ミッフィー好きな人ごめんなさいゆるしてくださいもうしません。。(笑)
思い描いたビジョンを形にする為に。
おこしやす つらら庵 ♪
まいどっ、和雑貨職人のしょーちん。デアルヨ。
さてさて、つらら庵工房では日夜新しい物を生み出すための試行錯誤が繰り返されています。
これ何だと思いますか??
ここ最近はもっぱらこ奴との戦闘を繰り広げていたのです。
これは、布を染める染料。
商品名は、みやこ染・コールダイオール/ホットです。
桂屋ファイングッズ ECO染料 コールダイオール No.18 ブラック
- 出版社/メーカー: 桂屋ファイングッズ
- 発売日: 2014/11/30
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
- この商品を含むブログを見る
主に服や布の小物を染める為に使われるのですが、ポリエステルやアクリルも、染色力は布に比べて落ちますが染める事ができます。
なので、コスプレイヤーの方々が自分好みの色のウイッグを作るために、自ら染めるらしいですよ。金髪や白髪のウイッグを買ってきて。
この染料自体は昔からあるのですが応用範囲が広いので、今や様々な工芸に使われています。
しかも、人に害がない成分で作られているので、肌に触れる服でも安心して使う事が出来ます。
で、しょーちん。がなぜこの染色をしだしたかというと。。
夏に向けて金魚の小物を作ろうと思い、金魚と言えばやっぱり鮮烈な赤やん?
(写真では青を染めてるけど気にしないで。これは結局ボツになりました(笑))
この赤を、いつも使っている絵具で表現してみたのですが、どーも納得いかなくて。
なんかね、布にしみ込む染料と違って、絵具はなんか浮き上がって見えるんですよね。
表面がテカテカするのも気に入らなくて。
なので、絵具でくっきり線だけは描いて置き、色は淡~く、おぼろげな感じで着彩できないものかとずっと考えてたんです。
ただ、染料って物凄く滲むし、上手く絵の様に着彩出来ないんですよね。
こんな風に粉状の物が入っています。
お湯と塩を溶かし、そこにこの染料を入れて好みの色を作るのですが、(混色可能)
ほんまね、耳かきにすくうくらいの量でも大丈夫です。
あまりにも濃ゆくなりすぎるので、はんまにちょっとで!(笑)
まあ、僕の様にこれで絵を描く人はいないでしょうけど(;^_^A
ちなみにこの一ビンでTシャツなら二枚程度濃く染めれるらしいですよ。
お値段も200円ちょっとですしリーズナブル。
僕も少し黄ばんだ白のサマーカーディガン、何かの色に染めたろかな??
(何の話やねん)
でね、この染料、簡単に言えば高熱を与える事でしっかりと定着するのですが、
なんせにじみ易いからもう失敗に次ぐ失敗!
でも、あれやこれやいろいろと試して、やっとしっかりと滲まず定着させる方法にたどり着きました!
それはまた別の記事でまとめますね(^^)
成功した試作品第一弾はこれ~っ!!(ん?言葉おかしい?(笑))
じゃん、今旬のアジサイです♪
なんども、布をお湯と水で洗ってますが、にじみはしょーちん。の止まって欲しい範囲で止まっています。
また別記事で詳しく方法を述べますが、これは水墨の技法も活かせてとてもたのしいです!やったね。
色は上手く行ったんやけど、ちょいとデザインが少し納得いかないのはあるんですよねぇ。
なーんか今一つ和風感が足りない様な…。
まぁ、そこは追い追い改善しましょう(笑)
まだ口金を付ける前の段階ですが、これも前作と同じ、大きく口が開くポーチになる予定です。
形としてはこれと同じです。
さぁ、この方法で今度は赤い金魚を描くぞ~!
楽しみ楽しみ♪
それではこの辺りで。
今日も一日ありがとうございました~☆
また、おこしやす つらら庵 ♪
ちなみに別売りの色止め剤での処理もしていますので、商品化しても他の物に色移りしたり滲んだりすることは無いのでご安心ください(^^)/
帆布などホツレやすい布端(縫い代)の処理。 低予算でできるホツレ防止の方法♪
おこしやす つらら庵 ♪
まいどっ、和雑貨職人のしょーちん。です。
突然ですが、色々なハンドメイド雑貨を作っているつらら庵で、一番良く使う材料が帆布です。
船のマストに使われるように、糸目が粗く、耐久性に優れている事からよくバッグや服飾小物に使用されています。
しょーちん。も帆布の手触りと、しっかり感が好きなのでよく使っています。
これはつらら庵では定番となった千鳥柄のがま口ですが、一点一点絵を手描きしていますので、帆布の様なしっかりした布でないとなかなか描くのが難しいんですよね。
でも、帆布にも実は弱点が有ります。
これは本体を中表に縫い合わせた所ですが、注目して頂きたいのは縫い代です。
分かりますか?
糸目が端からホツレかかってています。
帆布に限らずなのですが、基本糸目が粗いものほど端からほつれやすくなっています。
このまま処理せずに完成させてしまうと、使っている内に徐々に端からホツレ始めて、最悪の場合ミシン目を境に本体が裂けてしまう事にもなりかねません。
そうならないために、布端は何らかのホツレ止め処理をしておきたいのです。
一般的によく取られるの方法が絶ち目をかがる事です。
しかし、この方法の難点はごわつく事です。
ただでさえ分厚い帆布の縫い代をかがってしまうと、小物の場合縫い代同士が中で重なり合い、それが表にも響いて綺麗な形を崩してしまう事が有るのです。
糸で処理しただけでも結構な厚みになってしまうんですよね(~_~;)
そこで今回は、ミシンを使わずに簡単に、しかも低予算でホツレ止めをする方法をご紹介しようと思います♪
(2019.12.19追記)
YouTubeにて、本記事と同じ方法でほつれ止めをする動画をアップしております!
良ければご覧ください♪
コチラから→https://youtu.be/XAW7HmloD44
①準備するもの
まず準備する物です。
とても簡単。
水性の木工用ボンド、水、筆。
この三つです。
ボンドは必ず水性の物を使ってください。
そして、この方法で作った物は洗濯不可です。
これは覚えていてください。
②ボンドを水に溶かす
簡単に言ってしまえば、布端の糸目をボンドで固めてしまい、糸目がグズグズと動いてホツレてしまう事を防ぐのですが、そのままボンドを塗ってはいけません。
そのまま塗ってしまうとカチカチになり過ぎ、中でゴロゴロしてしいます。
なので、予め水でボンドを薄めておくのです。
薄める事によって適度な柔軟性を保ったままホツレ止め処理をすることが出来ます。
まず、容器に適量のボンドと水を入れます。
ボンドと水の割合は1:3くらいです。
水の中に直接ボンドを溶かし込むとダマになりやすいので、ボンドの方に水を加減しながら徐々に溶かし込みます。
ボンドと水の割合に神経質になる必要はないです。
ボンド水を含ませた筆を持ち上げてみて、ポタポタとしたたるようでは薄すぎで、逆にねちゃねちゃとし過ぎるのも良くありません。
要するに、、、目分量です(笑)
不安なら余ったハギレなどで吸い込み具合を試してみるのが失敗が無く良いですよ。
③縫い代にボンド水を筆で塗る
ボンド水ができたら、平筆に含ませて縫い代に塗っていきます。
表面をなでるだけでなく、少し布目に浸透するように。
しみ込ませ過ぎは表にシミを作る原因になりますので注意しながら。。
塗る時にもポイントがあります。
赤線で示したように、ミシンの縫い目から2~3mmの範囲は極力ボンド水を塗らないようにします。
何故かと言うと、ミシン目の際まで塗ってしまうと縫い代に遊びがなくなりゴワゴワになり過ぎますし、おもてにボンドが染み出してしまうと見栄えが悪くなるからです。
布端から3~4mmボンドで固めるだけでもホツレは防げますので、縫い代全体を塗る必要は無いのです。
④よく乾かしたら完成!
塗れたら、乾くまで自然乾燥させれば完成です!
このように、適度な柔軟性を保ちつつ、ホツレを食い止める事が出来ました!
これで経年によるホツレを最大限防ぐことが出来ます。
今までの作品制作にひと手間加える事によって、大事な作品を永く美しく使う事が出来ますので是非試してみて下さい。
但し、ボンドの質には様々な成分が含まれていますし、製品によってもバラツキが有ります。
シミ、脱色などの不具合が起こらないか、事前に同じ布のハギレなどで実験してみる事をお勧めします。
あと、ボンドは多少酢酸系の匂いがします。
使っている内に落ちつきますが、気になる方は裁縫専用のホツレ止め液を使ってください。
それでは、今回は低価格で布のホツレ止めをする方法でした。
長い記事をご覧くださりありがとう御座います(^^)/
また、おこしやす つらら庵 ♪
なんてことないけど…
おこしやす つらら庵 ♪
ども~、和雑貨職人のしょーちん。です。
…のちの。。
ささ、わけわからんいつもの自己紹介が終わった所で。
この写真ね、これを使ってつらら庵のチラシを作ろうと思ってね。
チラシといっても別に路上で配ったりポスティングするわけでは無くて、
ご購入頂いたお客様によりつらら庵を知ってもらえる一助となるような、まぁ紹介のチラシね。
一点一点こころを込めて描いている所を是非写真でも見てもらいたいとの思いです。
これから色々なつらら庵のアカウントにリンクするQRコードも埋め込みたいし紹介文も書かないといけないのでまだまだ完成しないと思うけど(;^_^A
そんなこんなを考えていた数日でした。
いやね、ちょっと大坂に用事で出たりなんやかんやしておりましてね。
更新できずにいたのです。
あの~、ぼちぼち気づいてるかもしれませんが、これと言って書く事も無いんですよ(笑)
あっ!聞いて聞いて!しょーちん。の泣ける話!
しょーちん。ね、Tポイントが貯まるネットの決済サービスとかヤフオクの会員やったりとかでポイントが貯まる機会が多いのね。
この間も500円分溜貯ってたんやけど、知らん間に失効してまして(´;ω;`)
いや、そろそろ期限やなぁとは思ってたんですよ。
で、いつもいつもポイントで仕事の道具をかって経費を浮かしてたのですが、たまには自分の欲しい物を買おうと思い、時間のある時にゆっくりネットショッピングサーフィンでもしようと思ってたら…。
失効。
いやぁ、500円やし、お金を損してるわけではないから良いねんけども、
妙にショックを引きずってます。(笑)
なんでもいいから買っときゃよかった(^^;)
あれ、なにこのどうでもいい話。
だって書く事ないんだもの。
あっ、大阪でこんな物見つけたよ。
これ、懐かしくない?
小学校でつかったなぁ、このノリ。
手、ベットベトになるやつ。
匂いまで覚えてるわ。これはお菓子やけどね。
懐かしわぁ~思って。
あとね、トイレ行ってね、ふと壁を見たら。。
ん?そんな事で金を稼ぐな??
なになに、何のこと?
しょーもない雑貨作って稼ぐなってこと?
…すんません。。これからもっともっと頑張って、皆さんが気持ちよく購入して頂ける和雑貨屋を目指しますです。はい。。(笑)
そんなこんなで訳の分からない記事になってしまいました。
まっ、生存確認ということで(笑)
それでは今日も一日ありがとうございました~☆
また、おこしやす つらら庵 ♪
PS・最近絵を上げれて無いのは和紙を切らしているからです。
調子が悪いわけではないので。。(笑)
ハンドメイド制作過程♪ 伊藤若冲・象鯨図屏風のコースター。
おこしやす つらら庵 ♪
まいどっ!和雑貨職人のしょーちん。、、、やと思う。(笑)
…さて、今日のお題は~?
知ってますか?この象さん??
描いたのは江戸期の画家、伊藤若冲。
八百屋の身ながら、40歳で弟に家督を譲り、それからは命尽き果てるまで独自の芸術を創り上げていった稀有な出歴の画家です。
一応我が国最大の流派である狩野派の流れを汲んでいますし、一時期入門していたという経歴もあるのですが、個性が出まくっています(笑)
狩野派は粉本主義といって、先人の遺した画法を忠実に受け継いで行くのが掟となっています。
己の道行く若冲には合わなかったのでしょう。(破門されたと言う説も有る)
若冲が象と鯨を描くとこうなるのです。
引用:https://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/photo/0000044000/0000043099/notice_img.jpg
これまた個性的♪
おそらく若冲は象を実際に見てはいないと思います。(クジラはあるのかな?)
伝承されてきた絵と想像力の力を借りて描いたのでしょう。
それにしてもこの大胆な構図。
明らかに白と黒を対比させたかった事が見て取れます。
空間を波で目いっぱい取っているのに密度があるのはとても不思議です。
墨を水に遊ばせて偶然できたシミを活かす、”垂らし込み” で描かれた鯨の黒も良い。
しょーちん。もこれに因んだ和雑貨を製作中なのや!
若冲のこの白象を見て虜になったと言うお客様からのご依頼品です。
鯨と象、一対でのコースターと、長方形のスマートフォンを置くコースターをご依頼頂きました!ありがとうございます(^-^)
これは作った下図を布に転写し、描き始めたところ。
実物と見比べながら、繊細な墨のグラデーションを布上で再現します。
全部同時進行です。
こうして、まとめてご注文して下さったものは特に、一個一個の仕上がりにバラツキが出て欲しくない。
同時進行で進めてゆくと、描き込みの密度、空気感を一定に揃える事が出来ます。
常に他の物と見比べながら。。
もう少し描き込んだら絵の作業は終了です(^^♪
因みにつらら庵では信頼のできる布専用の顔料を使っていますので、洗って繰り返しお使い頂けるのが特徴です。
いやぁ、さすがデザイナーの先駆けとも評される若冲。
この鯨と象をがま口に仕上げたくなってきました。(笑)
じつは
大分前にも一度この題材で作ったんですけどね。
次はこの形ではなく、横長のしっかりしたタイプの物。
そして、底切り替えにシルバーのレザーなんてかっこよくないですか??
……いかんいかん。
また寄り道してしまう(^^;)
そういうとこやで!しょーちん。!(笑)
それではこの辺りで。
今日も一日ありがとうございました~☆
また、おこしやす つらら庵 ♪