つらら庵日和

つらら庵日和。

つらら庵の職人 しょーちん。の日記。

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和雑貨近作。 〜伊藤若冲と鳥獣戯画〜

 

おこしやす  つらら庵 ♪

 

ども!和雑貨屋つらら庵の職人!

しょーちん。でっす!!!

 

‥なんで今日は強めの自己紹介かわかる??

 

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今日はやっとこさ久々の和雑貨近作の紹介だからなのです(^^)

(‥実は和雑貨屋です!ってのを言うたびに最近は心痛くてね。作れてなかったから(笑))

 

今回は伊藤若冲のお猿さんがま口と、鳥獣戯画うさぎさんのかんざしです♪

 

まずは、伊藤若冲の作品から。

 

このがま口のモチーフになっている水墨画はこちらです。

 

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猿猴捕月図】

 

テナガザルなのかな?

この絵の何が凄いって、これが描かれたのはまだ江戸中期。

今でこそこういうゆるキャラ的なデフォルメは沢山ありますが、この時代にこんな可愛い絵を描けたのは伊藤若冲だけでしょうね(^^)

 

しょーちん。も大好きな作品です。

 

ただ、この掛け軸構成の縦長構図をどうがま口に仕立てるか、大変迷いまして。

 

どうしても子猿が入らないんですよね。

 

なので‥

 

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くるっと裏を向けると子猿が見える構図にしました!

猿の手が、表から繋がっているイメージですね。

 

オリジナルの若冲作品を知っている方なら思わず「おぉ」と言ってしまうんではないかな?

これを見て微笑んでくれると嬉しいなぁ♪

 

いつものように染料を使い、水墨になるべく近づけるよう努力しました。

 

鳥獣戯画の方は‥

 

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和紙に墨で描いたうさぎさんを薄板に貼り込み、それを板ごと電動糸ノコで切ります。

(ついにつらら庵にもエレキテル式糸ノコが導入され申し候。(笑))

 

切ったものに、耐水性ニスを和紙の上から塗り、切り口と裏面を赤で塗ります。

 

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飾りにちりめん玉とタッセルをチャームに付け、更にそれをかんざし金具に取り付けて完成!

 

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水墨画がモチーフなので地味になりがちですが、その代わりに赤を塗ったりちりめん玉を付けたりして、華やかさも同時に演出してみました♪

お祭りとかにいいですよね(^^)

 

ほんと、こうしてみるとつらら庵の作品って本当に目立たないんやけど、それ故の奥ゆかしさなんかを感じてくれたら嬉しいなぁ。

 

これからも少しづつまた雑貨を作り、このブログでご紹介出来ればと思います♪

 

‥やっと長い間ご紹介出来ていなかったハンドメイド記事を書けて、少しだけ今日は義理を果たした気がする。

 

よく寝れるちゃうかな??(笑)

 

それではこのあたりで!

今日も1日ありがとうございました〜☆

 

 

また、おこしやす   つらら庵 ♪

 

■ひとことコラム■

 

あ、そや、宣伝忘れてた(笑)

先ほどの2作品はミンネさんにて販売しておりますので、良ければ下記の画像リンクからおこしやす〜。

作るだけ作って宣伝忘れるのがしょーちん。らしいやないの。。(笑)