つらら庵日和 ~平成お絵かき道の巻~  

日々、ハンドメイドとお絵かき修行に励むつらら庵の職人日記。

謎多き奇想の絵師・長沢芦雪。

 

おこしやす つらら庵 ♪

 

このブログでは気の向くままに画家のご紹介をしてきました。

中でも良く扱うのが、生涯がベールに包まれた謎の絵師。

何でかと言うと、想像を働かせる余地のある人物がしょーちん。は好きだからです。

実際ちょっと神秘感を漂わせている、余り多くを語らない人ってなんか魅力が無いですか??田村正和とか高倉健的な。。(底が浅く分かりやすいしょーちん。はダメだぁ(笑))

 

この間ご紹介した伊藤若冲も謎多き奇想の画家です。

turara-an755.hatenablog.com

今日はその伊藤若冲と並んで奇想の画家と称されている人物をご紹介したいと思います。

 

http://muryoji.jp/museum/aboutrosetsu/image/main_ph02.jpg

出典:http://muryoji.jp/museum/aboutrosetsu/image/main_ph02.jpg

 

長沢芦雪です。

 

江戸時代中期に活躍した京都府丹波武家出身の画家。

かの円山四条派で有名な円山応挙の弟子。

 

…と、説明できるのはここまでです。(笑)

それくらい信頼できる文献が残っていないのです。

噂話まで入れれば、酒好きで豪放磊落で性格は傲慢極まりなく、ついには師の円山応挙に破門にされた…。

などなど有りますが真偽のほどは定かでは有りません。

 

ただ、一つだけ言えるのは47歳の若さで客死(出先で亡くなる事。芦雪は大阪で死去)したと言う事。

この死もまた例に漏れず謎の死です。

自殺説や、名声を妬んだ輩の毒殺説もありますが、これも真偽は分かりません。

 

そんな謎に包まれた生涯に唯一燦然と輝くもの。

それが、短い生涯に遺した絵です。

絵が残っているからこそ、後世でも愛され、幅広い世代に親しまれているのです。

 

それではいくつか見てみましょう!( ˘ω˘)

 

http://www.officej1.com/70avna_gard/image/Art/nagasawarosetu2.jpg

出典:http://www.officej1.com/70avna_gard/image/Art/nagasawarosetu2.jpg

 

じゃ~ん!

変わった屏風でしょ?

芦雪はこのように白と黒、大きい物小さいもの、といった対比を活かして斬新な画面を作った画家です。

ここでも左隻の牛は黒。

そのお腹のあたりに白い犬が座っています。これも対比を意識しての組み合わせですね。

 

https://stat.ameba.jp/user_images/20170406/20/about-art/97/a8/j/o0400040013907673109.jpg?caw=800

出典:https://stat.ameba.jp/user_images/20170406/20/about-art/97/a8/j/o0400040013907673109.jpg?caw=800

 

この犬がカワイイと現代でも大人気!(*^^*)

いや、むしろ現代だからこそ受け入れられるのかな。

この時代にこんなに可愛く描けるとは…素晴らしい♪

 

右隻では巨大な白象が描かれています。

その背中には真っ黒なカラス。

どこまでも対比が主題の作品です。

 

このように芦雪と言う画家は、”タダでは絵は描かない!”というような反骨精神(悪く言えばひねくれもの)の持ち主だったんだと思います。

 

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引用:http://reishi-design.jp/wp-content/uploads/22411591337e19327650eb37e8a7b58b.jpg

 

これまた大胆に、襖に龍が描かれています。

墨の幅広い濃淡を絶妙な筆さばきで活かした作品だと思いますが、構図も上下左右にうねるような導線が見て取れます。

雲の中から今にも飛び出さんばかりの迫力。

 

この絵からは芦雪が単に奇想だけの画家ではなく、飽くまで応挙の元で筆法を修行していたことが分かります。

 

”型を知り、破る。型を知ってるから破れる”

 

惜しくも若くで亡くなった歌舞伎役者の中村勘三郎さんが言った言葉が当てはまります。

 

お次はこの作品。

これはもしかしたら皆さんもチラッと知ってるかも。

長沢芦雪の作品の中でも一番有名かつ人気の作品です。

 

http://livedoor.blogimg.jp/aoi515horikawa/imgs/a/8/a857dfb7-s.jpg

引用:http://livedoor.blogimg.jp/aoi515horikawa/imgs/a/8/a857dfb7-s.jpg

 

おっきな虎さん!(;''∀'')

 

http://www.dnp.co.jp/denshoubi/reportage/img_k01/repo01_p1.jpg

引用:http://www.dnp.co.jp/denshoubi/reportage/img_k01/repo01_p1.jpg

 

お寺に収蔵されているのですが、このように見ようによってはこちらにとびかかって来そうな迫力が有ります。

身体も極端にデフォルメされていることから、現代のデザインにも通ずると言われています。

 

…ところでこの絵、猫に見えてきませんか??(^▽^;)

巷では猫に見えると言われ、それが人気の元になっています。

 

「芦雪は虎を描くの失敗したのではない。初めから大きな猫を描こうとしたのだ。」

 

と、評論家からも評されているほど。。

確かに、江戸中期にこんなにキュートな虎を描いた画家はいなかったでしょうね。

古来から虎と言えば獰猛で怖い顔に描かれてきました。

ここでも、

 

「みんなが虎を獰猛に描くなら俺は反対に可愛く描いてやるぜ!!」

 

と言うようなひねくれ精神を感じてしまいます。

しょーちん。と性格似てるかも??(笑)

 

https://s-media-cache-ak0.pinimg.com/736x/c3/86/7d/c3867d3227bf2db0952bbd4117d307ca.jpg

引用:https://s-media-cache-ak0.pinimg.com/736x/c3/86/7d/c3867d3227bf2db0952bbd4117d307ca.jpg

 

ところで、この目、この口元、なんか見覚えないですか??

しかも最近…。

な~んか見た事あるような・・・?

 

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はっ!!( ゚д゚ )

 

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もしや!?(゚∀゚)

 

・・・・

・・・

・・

 

 

 

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ジャジャジャジャーン♪ヾ(≧▽≦)ノ

 

ハンドメイド新作です(^^)

 

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水墨感満載の作品になりました(;^ω^)

 

しっかし、これを買って下さる方が居るとすれば相当変わり者やろなぁ(笑)

楽しみ楽しみ♪

 

「こんなのを探していたんだ!!!」

 

って言う変わったさんが現れる事を祈り、これからも制作に励みます!(笑)

ミンネさんで販売しておりますので良ければおこしやす~♪

 

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今日は芦雪についてご紹介しました。

生涯は謎に包まれてても、作品が残り愛され続ける。。

僕の敬愛する日本画家・前田青邨先生も、

 

「作品だけが残り、作家は忘れ去られるのがよい。」

 

とおっしゃっています。

 

カッコええなぁ!そんな画家!!

しょーちん。も頑張って謎の画家になるぞっ!(^_-)-☆(無理か…(笑))

 

それではこの辺りで。

今日も一日ありがとうございました~☆

 

 

 

また、おこしやす つらら庵 ♪