セルフイメージ。
おこしやす つらら庵 ♪
ども、和雑貨屋つらら庵の職人、しょーちん。です。
今日はセルフイメージについてのお話しです。
皆さんは「こんな人間になりたい!」や、「こんな生活がしたい!」というイメージってありますか?
そういう具体的なイメージもそうやけど、なぜか安心している時に浮かんでくるイメージ、不安な時に浮かんでくるイメージ。
こういう顕在的、潜在的なビジョンの事を、セルフイメージと言うそうです。
日本ではあまり聞きなれない言葉ですけどね。
心理学用語だと思います。
心理学的には日本より欧米の方が進歩してて、アメリカでもトップに立つような政治家、アーティスト、経営者は著名になればなるほど心理的なケアマネジメントを専門の知識が有る精神科医や心理療法士に頼っているそうですよ。それほど欧米では一般的。
日本ではあまり心理学的な事はまだまだ一般に普及してないし、トップに立つような人間が心理療法士の力を借りて自分の精神の軌道修正、リセットをしているなんていう事実はともすればマイナスになってしまったりします。
おかしな話なんやけどね。
自分の心理は他人に指摘されて初めて気づく事も多いのに、日本ではまだ根性論が根を下ろしているのか、「自分の悩みも自分で解決できない様な人間は信用ならん!」となるんですかね。。
話がやや逸れたけど、人間には必ず、無意識にイメージしてしまっている映像、風景があるんだそうです。
それは自分がお金持ちで、こんな服を着てこんな家に住んで…みたいな分かりやすい具体的イメージだけでは無くて、何かの形を借りてあらわれる場合も多いんやって。
たとえばしょーちん。はね、
雨の日にぐちょぐちょになった地面に手袋が落ちてる時が有りますよね。
もう何度も何度も踏まれて泥だらけになったような…。
不思議な事にね、あれを見ると自分とは思わない物の、何故か心が痛くなるんですよね。
こういうのも直接自分に重ねてはいないけど、潜在的な何かが現れたイメージに反応して強調され、セルフイメージとして形作られて行くのかな。
でもね、このセルフイメージ。
たかが頭に描いた想像だと思って甘く見てはいけないんですよ。
簡単に例えて言うとね、昨年(やったかな?)話題になったルーティン。
これも、自分の中で、体操選手なら自分の跳躍した軌跡を強くイメージして、絶対にそのように上手く飛べる事を強く強く頭に描く。
そして思い描いたように跳べれば、それは成功体験として脳に刷り込まれる。
そこまで来ればルーティンとして繰り返していくだけで上手く跳べたりするんです。
スポーツ選手だけでなくてね、この刷り込みによる人間の行動の変化って僕たちにもあると思うんですよね。
「お金も無いし、このまま生きてても年を取って財産も尽き、ボケて老人ホームに入って…」ってイメージしていると、本当にそのような人生を辿りやすいと思うんです。
嘘でも、おこがましくても良いから壮大なイメージをする。
人に言いさえしなければね、どんな事を頭に描いたってそれは自由なんです。
もっと言えば、想像でこそ人間は世間のしがらみと言うあしかせを外して羽ばたける。
これを知ってから、しょーちん。はなるべく考えなくても良い先々の想像はできるだけ豪華で明るい未来を描く様にしています。
特に寝る前。
人間は地に頭が近いほどろくな考えしないんやって。
それと、夜もダメ。
悩み事があるとすれば、天気の良い日に散歩しながら考える事。
そうするとね、不思議と昨晩考えてた身をよじりたくなるような悩みも小さく見える時がある。
ラブレターも夜に書くと悲観的になってダメみたいですよ(笑)
しょーちん。は寝る前に必ず布団の中で自分にとって最高のイメージを描きます。
この時もコツがあって、天地がひっくり返るような転機があれば、もしかすると叶うかもしれないような幸福を描く事。
なんでってね、アラブの石油王やったら…とか余りにもかけ離れた想像をするとアホらしくなってイライラするんよね(笑)(*'▽')
だから、もしかしたら…みたいなギリギリ叶いそうなイメージがいい。
しょーちん。はね、絵だけ描いてれば世間にも称賛されて、衣食住整う生活を思い描いてます。
月に一度、朝から岩絵の具の瓶を山ほど抱えた画材屋が御用聞きにくるねん。
「しょーちん。せんせ。今月はどないしときましょ?」
「う~ん、そうねェ。群青と緑青とこれとこれを1キロづつ貰おうかな?ふむふむ、30万ね。ほな領収書切っといて~。」
え~な~!!!( *´艸`)(笑)
ほんでね、絵も根を詰めて描かないで、並んだ絵具瓶眺めながら創作のイメージを半日でも一日でもすんねん。
え~な~!
実際にそうなるとかならんとかちゃうのよね。
あくまで、潜在的な意識を未来ある明るいイメージにしてあげる。
これ大事やと思うんです。
各界で成功者と呼ばれてる人たちもセルフイメージが豊かな人多いんですよ。
瀬戸内寂聴さんもね、まだまだ売れない若い時に(あの人は天性で大物を引き寄せてしまう所もあるんやけど)川端康成宅で、宝石商が訪れた際、川端が宝石箱の中からひょいひょいとあまり見もせずに欲しい物をつまみ上げて行くのを見て、
「なんて豪華で素敵な身分だろう!小説家になればこんな我儘な暮らしができるのか!」
と、自分の将来のイメージとして思い描いていたようです。
もちろん努力もなくては今の寂聴さんの地位は築けなかったでしょうけど、成功者に若い時ネガティブなイメージをしてきた人は不思議といないんです。
世においての成功だけでなく、生きていく上でなくてはならないのが明るいセルフイメージ。
皆さんは今夜どんなイメージをしますか??(^_-)-☆
それではこのあたりで!
今日も一日ありがとうございました~☆
また、おこしやす つらら庵 ♪