つらら庵日和

つらら庵日和。

つらら庵の職人 しょーちん。の日記。

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健剛なる芸術の進軍 ~画人・川端龍子の生涯~ ・序章

 

おこしやす つらら庵 ♪

 

 

 

” 父は自殺でした…。”

 

 

 

その画家の愛娘、紀美子さんは後年こう漏らした。

娘だけではない。その画家の門人たちも口を揃えて先生は自殺だったと言う・・・。

 

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出典:http://livedoor.blogimg.jp/otakarajoho/imgs/b/f/bff35da2.jpg

 

画家の名は川端龍子

 

在野の美術団体、青龍社を立ち上げ、世間一般に対し、

 

”健剛なる芸術の進軍”

 

を標榜し、命の尽きるまでその命を筆一管に託した画家である。

 

しょーちん。は個人的には1、2を争うほど好きな画家です。

永い間書きたかった記事なのですが、何回かに渡ってこの画家を取り上げてみようとやっと重い腰を上げました。

 

”龍子の前に龍子なし、龍子の後に龍子なし”

 

こうも評された異端の日本画家、川端龍子

今回はその覇気に溢れた生涯をたどる前に、少しだけその作品をお見せするだけに留めましょう。

 

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出典:https://pbs.twimg.com/media/Cl2PAXXUkAEAWiY.jpg

香炉峰

 

広大な連山の上空を旋回する軍用機を画面いっぱいに描いたこの作品。

龍子らしいダイナミックな絵ですが、どこか様子がおかしいぞ?

 

なんと、機体がスケスケなのであります。

おそらく、軍用機で広大な山々を隠したくなかったのでしょう。

型破りの龍子にしかなせない発想。

しかも、この作品は横幅7メートル越え。

 

龍子といえばスケールの大きい作風で知られているのですが、単純にその絵のサイズも破格なのです。

 

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出典:https://intojapanwaraku.com/wp-content/uploads/2017/04/69b062298d05c61bd96044598f624b37.jpg

「草の実」

 

なんと、こちらは濃紺の地に金の濃淡のみを使い、夏に鬱蒼と茂る雑草を作品にしています。

金は日本画ではよく用いられるのですが、金だけで描かれた日本画と言うのは龍子が初めて描いたと言えるでしょう。

写経・写仏の世界ではこうして紺地に金泥を使って描く方法があります。

それを日本画に応用した所に龍子の類まれなセンスが見て取れます。

 

しかも描かれたそれらは、高価な金で描写するにはもったいないような、どこにでも生えている雑草。

そういうところも憎いぜ龍子先生。

 

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出典:https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/96/59c6b40a552c96d6948ad0adfcdeae7b.jpg

「南飛図」

 

数羽の雁が南方目指して飛んでゆきます。

上空には月が・・・

 

??

 

雁を眺めている視点は真上からの俯瞰構図。

しかし、月は雁の下に有ります。

 

絶対にこの世にはあり得ない構図は龍子さんのミスか??

これでは雁が一斉に墜落しているように見えてしまいます。

 

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これは龍子よりも大分昔の画家の手になる作品です。

これも何か変では無いですか?

 

そう、菊の花が全て正面のこちらを向いているのです。

実際の菊を見るとこんな風には見えません。横向き、後ろ向き、色々有るはずです。

この描法は琳派(りんぱ)とよばれる、我が国の伝統的な装飾画法なのです。

 

先ほどの龍子の作品もこの琳派を踏襲しています。

雁を真上から見た視点に月も入れて夜の飛行をより具体的かつ装飾的に表現しているのです。

西洋画ではパース(遠近法)による画面の整合性が絵画史において重要視されてきましたが、我が国日本の伝統では画面の整合性よりも装飾性により重きを置いてきた

我流奔放に見える龍子も、実は深く我が国の伝統を学び、そして正統に次代へ継承しようとしていたのです。

 

いかがでしたか?

ちょっとは龍子の事を理解できるプロローグになったでしょうか(^-^)

次回からは龍子の人生と共に、その斬新な作品の世界観をご紹介できればと思っています。

よければまたみて下さい♪

 

それでは今日はこの辺りで。

今日も一日ありがとうございました~☆

 

 

また、おこしやす つらら庵 ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

日本画・乾いた岩絵具の再利用方法! ~ 一番簡単な膠抜きのやり方 ~

 

おこしやす つらら庵 ♪

 

こんばんは、つらら庵の和雑貨職人兼日本画描きのしょーちん。です!

本日は日本画の絵の具である岩絵具の膠抜き(かわぬき)の方法をご紹介しようと思います♪

 

乾いてしまった絵具をそのまま水に流しているあなた!

この記事を読んで岩絵具を正しく再利用してくださいね。

 

 

・膠抜きとは?

 

まず、膠抜きについて説明いたしましょう。

 

日本画では基本的に、岩石を砕いて作った顔料である岩絵具を、動物の皮を煮出して抽出した粘性コラーゲン、膠で溶いて自分で作ります。

 

日本画を少しでも描いたことがある人ならもちろん知っていますよね(^_-)

なので、都合よく制作で作った絵具を使い切ってしまえればベストなのですが、大抵は余ってしまいます。

そのまま放っておくと…

 

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このように膠が乾き、絵皿に絵具がこびり付いてしまうんですよね。

 

もったいないなぁ~。結構高かったんだよな~と思ってしまうのが人間の心情。

(いや、実際に高価な物は15gでウン千円もするんですよ。)

出来ればここに水を注ぎ再利用したいもの。

しかし、膠は一度乾き切ってしまうと劣化し固着力が落ちるので、そのまま水に溶いて使用する事は出来ません。

 

再利用するために、乾いた岩絵具から膠だけを除去し、リセットして、岩絵具を膠で溶く前の更の状態に戻してやるのです。

 

これが膠抜きです。

これから順を追って解説していきましょう♪

 

・乾いた絵具に湯を注ぐ

 

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乾いた絵の具はこのように完全に絵皿にこびりついています。

これを剥がすために、お湯を注いでやります。

カッチカチやぞ!ゾクゾクするやろぉぉぉぉ~!

…古。

 

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お湯の温度は、指を入れてどうにか我慢できるくらい。(笑)

 

えっ?正確な温度を教えろって?

どうせ言ったところで計んないでしょ。(笑)

身体で覚えるのが大事なのや!(`・ω・´)

 

・指でひたすら絵具を洗い出す

 

お湯を注いだら冷めないうちに、指で絵の具の粒子を洗い出します。

 

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まずは縁の方から徐々に溶いてゆきます。

こうする事で無駄なく絵具を集める事が出来ます。

 

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縁が綺麗になったら、いよいよ本格的に絵具を洗い出します。

 

中指の腹で、絵具の粒子を絵皿に擦り付けるように洗います。

絵具の粒子から膠分を押し出すイメージで。

 

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ぐりぐりと洗います。

 

割と力強くやっても大丈夫です♪

 

・分離を待つ

 

全体的に洗えたら、そのまま2~3分放置します。

 

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するとこのように、岩絵具と膠を含んだお湯が分離します。

水と絵具の比重を利用するんですね。

 

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ちょっと分かりづらいですね(;^ω^)

 

これは、溶いている絵具が白緑と言われるとても細かい絵具だから、分離しにくいためです。

でも、これで完全に分離しています。

 

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これは、先ほどの絵具と同時進行で膠抜きを進めている絵具です。

こちらは白緑に比べて少しだけ粒子が粗く重いので綺麗に分離していますね(^^♪

これで絵具の粒子から膠分を抜く事が出来ました。

 

・膠を含んだ湯だけをそっと捨て去る

 

さて、ここから膠を含んだ湯だけを捨てます。

この作業が一番難しく慎重にならなければならないシーンです。

まぁ、慣れてしまえば大丈夫なのでぜひポイントを押さえてチャレンジしてみて下さいネ!

 

まず、分離した絵具の皿をそっと持ち上げます。

この時は傾けず、水平にボウルや筆洗などの上まで移動させて下さい。

 

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上まで移動させたら、一気にお湯を捨てます。

 

この時のポイントは、下に沈んだ絵具まで捨ててしまうんじゃないかと心配するあまり、ちょろちょろと捨ててしまわない事です。

 

ゆっくりと捨てると水流に絵具までつられて流れてしまいます。

一思いに、しかし、早過ぎずがポイント。

あまりにも勢いよく捨ててしまうとこれまた絵具まで出て行ってしまいます。

 

じゃあどうすりゃいいんだ!

と言われそうですが(;^ω^)(笑)

 

躊躇なくスムーズに捨てる。

と言う事を念頭に置いてやってみて下さいね。

 

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するとこのように、粒子だけが絵皿に残ります。

大成功!(*´▽`*)

 

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ちなみに、当たり前なのですが粗く比重の重い絵具の方が絵皿に沈みやすいので、お湯を捨て去る時も割と楽に捨てる事が出来ると思います。

細かい絵具は逆に難しいです。

 

この湯を入れてから捨てるまでの作業を2~3回繰り返します。

 

欲を言えばきちっと3回繰り返した方が無難でしょう。

付け加えておきますが、岩絵具に胡粉や水干が混じった物は再利用できません。

然るべき方法で、自治体の処分法に従って破棄して下さい。

 

岩絵具同士が混ざった物は、膠抜きをして再利用できます。

ただ、他の絵具と一緒の保存ビンに保存する事はせず、ジッパーの付いたポリ袋などに別途保存して下さい。

出来ればどんな種類の絵具が混ざっているのか、マジックなどで袋に記載しておくと次回使用時に把握できて便利です。

 

・絵具を乾かす

 

さて、粒子から膠分を完全に除去する事が出来ました。

これで絵具を溶く前と同じ状態です。

後は、絵具から水分を飛ばし乾かすだけです。

 

しかし!そのまま放り出しておいて良いのか??

日本画の絵肌はとても繊細です。

少しでも埃や毛が入っているととても見苦しい!(。-`ω-)

そこで、つらら庵流の必殺技を伝授なのや!

 

用意するのはこちら!!

 

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シュインシュインシュイン~♪

 

普通のティッシュ~!!!(/・ω・)/

 

 

ドラえもんの声は皆さんの脳内変換に任せた。(笑)

これをね、絵皿にふわっと被せます。

 

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そして、

 

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絵皿の下に、ティッシュの端を巻き込んでいく。

 

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これこのように。

 

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この状態で静かな所に安置し、最低丸一日放置します。

 

ティッシュを被せる事によって埃の混入を防げますし、心なしかティッシュの通気性、吸湿性のお陰で早く、良く乾く気がします。

是非お試しあれ!(^_-)-☆

 

乾けば元通り膠で溶く前の岩絵具に戻っています。

一度膠抜きをした絵の具も、念のために元あった保存容器に返す事はせず、別で保存しておきましょう。

 

・まとめ

 

いかがでしたか?

折角の美しい日本画の絵具。

最後まで感謝の念を込めて使いたい物です。

皆さんも上記のポイントを押さえて制作に活かしていただければ幸いです♪

 

因みに先ほど膠抜きした絵具は…

 

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この作品に使用して余った物です(^-^)

はい。やっとこさ咲きましたよ桜。

 

桜が終わるころに桜の絵を完成させる。

こういう所がひねくれ者のしょーちん。らしくてええやないの。(笑)

 

それでは今回も長い記事を読んで下さりありがとうございました~☆

また実践編ちょこちょこやって行きますのでまたみて下さい~。

 

~ここだけは押さえたい!まとめ~

 

・水干や胡粉が混ざった物は再使用できない

・湯を捨てるときは潔くスムーズに

・よく粒子から膠分を洗い出す

 

 

 

また、おこしやす つらら庵 ♪

 

 

つらら庵YouTubeにて、膠抜きの方法をご紹介しております!

今回の記事と併せてご覧頂けたら嬉しいです♪

コチラ→https://youtu.be/w7eP3eah8Q8

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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む~。。

 

おこしやす つらら庵 ♪

 

いやぁ、また久々更新になってもた。

前までYouTubeで絵やハンドメイド製作の動画を投稿するのも計画してたんやけど、無理やわ(笑)

とてもじゃないけど(;^_^A

 

ハンドメイドは一生懸命やってるんですけどね。

 

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つらら庵の主力作品、鳥獣戯画ぶろーち。

 

シンプルながらなかなか人気のある作品です。(特集に掲載されたからかな?一回だけ)

これ、前までは二種類のキャラクターしか作って無かったのですが、この前あるお客様がまとめ買いをして下さって在庫がなくなったのをきっかけに、リニューアルして再販することになりました!

 

じゃん♪

 

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新たに4種類のキャラを追加し、更に更に、以前より100円OFFでの出品です!

 

なんでってね、材料を今までより安く仕入れる事が出来るルートを発見したので従来より制作コストを抑えられたんですよね。

そこでだ、浮いたお金をポケットないないしない所につらら庵の良さが出とるでしょ?(笑)

 

嘘です、100円OFFでも利益が出るんですけどね、実は(;^_^A

 

でも、以前よりお買い求め頂きやすくなったと思います。

 

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もひとつあってね。

 

今回からはがま口同様、全体に撥水/防塵加工を施す事になりました。

くるみボタンブローチも布製品ですが洗えないので、少しでも美しい状態で永く使って頂くための配慮です。

 

しかし商品の写真撮るの難しい(;^ω^)

一作品に何十枚撮るか。

そこからまた画像編集したりで、結構忙しいんですよね、こういう裏方の仕事。

 

なぜか撮影終わり変な所筋肉痛なるし。。(-_-)(笑)

 

他にやっていた事と言えばね…

 

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これ!

前から考えていた事ですが、やっと着手しました。

 

染色です。

 

今までも布に絵を描いたりはしていたのですが、絵の具はあくまでも布に”乗っかる”感じ。

対してこの染色は、布に”しみ込む”感じ。

 

ちょっとした違いなのですが、この技法を融合させることが出来ればまた色々と世界が広がるのかなぁと思っています。

 

画像の物はがま口なのですが、ちょっといろいろ問題があってボツ作です(笑)

いやぁ~、まだまだ作品として自立させるには道のりが長そう。。

 

 

というわけでここ数日なんやかんやとしておりました。

ここいらで落ちついてブログもしっかりとした内容の物を書きたいんんですけどね。

川端龍子からその弟子横山操、そして横山の盟友である加山又造とのことも書きたい。

 

日本画家って、裏では熱いんですよって事を知ってもらいたいなぁ。

いつになるのやら…(笑)

 

 

それではこの辺りで!

今日も一日ありがとうございました~☆

 

 

 

また、おこしやす つらら庵 ♪

 

〇水墨絵まとめて〇

東方神起

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「燭台切…なんやっけ??(笑)」

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火垂るの墓

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我は太閤にゃ♪

 

おこしやす つらら庵 ♪

 

この間は大阪城に行ってきたにゃ!

 

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この日はお天気で気持ちよかったのにゃ。

平日なのに人も多く、外人さんもたくさんいらっしゃってたにゃ。

 

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大阪城内は木々が沢山にゃ。

緑が美しいにゃ♪

 

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見えました!天守にゃ!

 

結構下から歩いて上って行くのは距離があるのにゃ。

階段も急でしんどいにゃ。ふ~。

 

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お堀ですにゃ。

 

…にゃ!?

 

 

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にゃにゃ!?

 

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にゃにゃにゃのにゃ!!

 

…なんと、お堀の周りは遊覧船で回れるようになってるらしいにゃ。

知らなかったにゃ。

 

流石はあきんどの町大阪にゃ。

儲けには鋭いにゃ。。

 

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大阪城にゃ!

 

ちょっと逆光で暗いにゃ。

 

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木の枝越しに見る大阪城もなかなか風情があるにゃ♪

 

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石垣の隙間に同化しようとする人々にゃ。

危ないですにゃ~。。

 

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表側の大阪城にゃ。

ホントに天気の良い日でしたにゃ。

 

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我は太閤にゃ!(=^・・^=)

 

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残念ながら桜はもう終わり掛けだったにゃ。

でも、綺麗でしたにゃ♪

 

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種類によっては見ごろの桜もありましたにゃ♪

良いリフレッシュになりましたにゃ~!

 

 

~帰庵後~

 

庵主様にご報告にゃ♪

 

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何故か猫パンチを喰らったにゃ。(=^・・^=)

 

 

 

また、おこしやす つらら庵 ♪

 

〇今日の水墨絵〇

「カワウソ」

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波千鳥のコインケース。

 

おこしやす つらら庵 ♪

 

突然ですが一句。

 

バイアグラ

   音沙汰もなく

      春の空。

 

  ~しょーちん。こころの俳句~

 

 

いやぁ~、やっとあのバイアグラ勧誘無くなりました。

皆の苦情がやっと運営側に届いたのかな??

ほんましつこかったからねぇ(;^ω^)

 

どうしよ、数日後自ら求めてたら。(笑)

 

さてさて冗談はさておき、つらら庵に近々新商品がラインナップする予定です。

以前から取り組んではいたんやけど、なかなか気に入った形態に至らず、このほどやっとこさ納得の行く形になりました!

 

じゃ~ん。

 

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コインケースです♪

 

絵柄は何も考えて無いんですけど、取り敢えずこれは試作品なのでいつもの波千鳥で。

 

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めっちゃシンプルな構造なのですが、なかなかちょいとしたこだわりの為に作業が難航しまして…。

かれこれ3~4回型紙を作り直してたりします。

 

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こだわりその一はこのタイト/スリムさ。

 

ファスナーは縫うだけでもちょっと難しいのですが(慣れればそうでもないけど)、ファスナーの際の間隔(画像で言えば黒の部分)をどれだけ残して縫うかで、開閉のしやすさ、見た目と、大きく変わって来るのです。

結果つらら庵流ではタイトな感じに行きつきました。

 

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二つ目のこだわりは、縫い代/縫い目が内部に一切無いと言う事。

 

ポーチとか小物入れは殆どの場合、制作時の便宜上、縫い代が内部にも露出しててバイアステープかなんかでくるんで処理してある事が多いのですが、しょーちん。はあれがあまり好きでは無くてね。

 

色々と勉強して内部に縫い目と縫い代を見せずに処理する方法をとりました。

制作時ちょっと工程が増えるので、製作的には効率悪いのかも知れんけど、あかんねん。

気になるとどーしても妥協できへんねん!!!(笑)

お陰で最後の返し口の始末をしょーちん。があまり得意ではない手縫いでしなければならなくなったけど。。(^^;)

 

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このDカンはまぁデザインの一部かな。

 

一応ストラップやキーホルダーを引っかけられると言う実用面も担ってます。

今回の絵柄は仮にいつもの波千鳥にしましたが、しょーちん。オリジナルの絵柄を多く取り入れていきたい分野です。花とか生き物とか。

コインケース自体の造りもシンプルな構造なので、基本形を少し変えてマチを持たせたり、下部に切り替えを付けたりと色々とアイデアが活かせますね。

 

また乞うご期待なのや!

染色のテクニックを取り入れたいし、やる事いっぱいだ!(。-`ω-)

 

それではこの辺りで。

今日も一日ありがとうございました~☆

 

 

 

また、おこしやす つらら庵 ♪

 

〇今日の水墨絵〇

桜木花道

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春の味覚 つくし。

 

おこしやす つらら庵 ♪

 

ここ数日ぬっくぬくですやん!

皆さんのお住いの所はどうかわかりませんが、ここつらら庵のある地は冬と春の境目がとてもくっきりしており、この間冬だったと思えばすぐに酷暑になるんですよ。

 

良い季節ってめっさ短いのよね~。。

 

まっ、何はともあれ長い冬もやっと終わりを見せています。

(雪降ったけど今年はそんなに大した事ありませんでした。例年に比べるとですけど…(;^ω^))

そこでだ。

春と言えばアレを採りに行かねばならんではないですか♪

 

 

turara-an755.hatenablog.com

turara-an755.hatenablog.com

 

昨日ね、つくし採りに行ってきたのですが、この過去記事では見事につくし採り失敗してるんやけど、日付みたら4月13日になってるね。

 

おそっ!!(。-`ω-)

 

そりゃもうつくしも無いやろ(笑)

 

昨日採りに行った場所はこの過去記事でも行った同じ場所。

つらら庵から歩いて10分くらいの原っぱです。

レッツゴー♪

 

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山道って色んな発見があって面白いんですよ。

昨日もこんな花を見つけました。

なんなんでしょうね??紫で花火みたいな集合体の花弁。

 

…いやいや、つくしつくし。。

 

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いやぁ、何回来ても田舎だ。。( 一一)

 

それにしても、やっぱりつくしの気配がない。

この辺はね、3年前くらいにたくさんつくし出てたんですけどね。

何でやろ?今年もつくしは見つかりませんでした…。

 

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無い事はないんやけど、こんなん(;^ω^)

さすがにこれではなぁ(笑)

 

と、いうことで急遽予定変更。

実はもう一か所穴場があるのだ。

 

この原っぱから逆方向へ踵を返す。

 

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つらら庵から少し歩くと団地があります。

この団地の駐車場の植え込みに確かつくし生えてるの見たねん。

そこを目指して歩くのねん。

 

でもほんまこの日も暖かかった♪

 

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きた~!!!!!

 

ありましたよつくし!

これで今日は餓死せんで済むわ(笑)

 

つくしって漢字で書くと土筆って書くんですよ。

ほんとに土から筆が出てるみたいですね。

ここに生えてるつくしを殆どかっさらってきました(*'▽')

 

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じゃ~ん、てんこのもりもりですわ!!(/・ω・)/

 

でもこれね、袴(はかま)取るのがめっさおとろしいんですよね。

あっ、おとろしいは奈良弁で面倒くさいという意味です。(笑)

 

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このように黙々と袴取りにいそしみます。

 

しっかし食べるの一瞬やのに、この作業は小一時間掛かるからね(;^ω^)

そらイマドキ食べんわな。

でもね、しょーちん。は小さい時家族や祖父母と奈良の山でつくし採って食べてた記憶があるので、何かとても暖かい思い出があるんですよね。

 

山菜を食べるのって今や珍しいのかな??

でも、山へ行けばフキやフキノトウ、ぜんまい、ワラビ等々、食べれるものも多いんです。

もちろん毒の有るものもあるので、よく知った人に教えて貰って食べないといけませんが、こうして自分で採取して食べる文化も良いよね。

特に、お子さんには経験させてあげて欲しいなぁ。

意外と地べたに顔を近づけて見つけた時って大人でも嬉しいんですよ(^^)

 

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やっと下ごしらえ出来ました!!

 

しかし、採り過ぎたのよね。

調子に乗ってからに。。( 一一)

 

なのでその日と次の日で分けて食べる事にしました。

当日のレシピはこれっ!

 

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つくしと言えばのド定番、卵とじ!

 

出汁に醤油、砂糖、みりん、酒を入れてつくしがしんなりするくらい茹でて、そこへ溶き卵をえいやっ!するだけ。

めちゃうまでした♪

 

つくしの味を説明するの難しいのですが、癖はそんなに無いと思います。

僕は油揚げの味に似てると思うんやけど。ちょっとちがうかな?(^^;)

 

で、本日のレシピがこれっ!

 

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つくしのきんぴらです。

 

実はしょーちん。、卵とじ以外で食べた事無かったのですが、(てか、つくしに卵とじ以外の食べ方があるの知らなかった)Twitterでフォロワーさんが、きんぴらにすると美味しいよと教えて下さったので作ってみました♪

 

これはさらに簡単!

よ~く熱したフライパンにゴマ油を入れて、そこにつくしをえいやっ!して、砂糖、醤油、酒、みりんを少々入れて一気に炒めるだけ。

あまりしなしなにならんように手早くがコツ。

最後にゴマを振りかけて完成(^-^)

 

これもおいしかったです♪

フォロワーさん感謝!

春の味覚を満喫しました~!

 

…ところで、つくしってどんな栄養価があるんだろう??

なんかもやしみたいで頼んないし、そんなに体に対して特別な効能は無いんやろなぁと思って調べてみるとビックリ。

 

なんとビタミンCとカロテンの含有量が半端なく高い!

100gの含有量で言うとブロッコリー芽キャベツよりも多いんだとか。

 

そして、抗酸化作用のあるビタミンEは野菜の中でトップクラスなんですってよ奥さん!(笑)美肌美肌!(=゚ω゚)ノ

 

ただ、あまりに撮り過ぎるのは良くないそうです。

何故ならば、アルカロイドを多く含んでいるからだとか…。

アルカロイド??

 

https://www.cheatmsx.com/software_images/1475/screenshot.png

出典:https://www.cheatmsx.com/software_images/1475/screenshot.png

 

それはアルカノイドやっちゅ~の。。(。-`ω-)

 

なつかし。(笑)

ちなみに大山のぶ代めっさうまいねんでこのゲーム。。

 

アルカロイドっていうのは植物性毒のことでね、ニコチンやモルヒネなどと同じ系統の毒なのです。

こう聞くとちょっとコワイ気もしますが、家庭で一時的に食卓に上るくらいの量を食べるのに関してはぜんぜん問題ないです。

 

皆さんもつくし見かけたら春を味わってみては??(^-^)

 

それでは今日はこの辺りで。

今日も一日ありがとうございました~☆

 

 

 

また、おこしやす つらら庵 ♪

 

〇今日の水墨絵〇

 

本日3月28日は”三ツ矢の日”なんだそう。

と言う事でこれを…(笑)

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サイダーちゃうんか~い!!

…んで、三ツ矢雄二って藤田朋子さんのアコーディオン奏者の旦那さんに似てない??(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光り。

 

おこしやす つらら庵 ♪

 

テレビで言うとりますね~。

 

「ほんとに気持ちの良いお天気です。桜も見頃ですのでご家族でお花見などいかがですかぁ~♪」

 

ほぉ~。花見か。

 

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見てみ、つらら庵界隈のソメイヨシノ

 

蕾感がハンパ無いでしょ??

やっぱりここは寒い土地やし、日当たりも悪く年中曇りみたいな気候なので他の所とは開花状況も違うんやね。悲しい事に。。

 

まぁでも、花の命短し、恋せよ乙女と言うくらいですから、咲き出すとあっちゅ~間なんやろなぁ。

 

そうそう、この前の絵完成しましたよ(/・ω・)/

 

turara-an755.hatenablog.com

 

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闇に灯ってる感じ出たかなぁ??

実際にはもっと火の部分は明るいのですが、写真だと上手く撮れないね(;^ω^)

 

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ロウソクの火よりも、背景の闇を描くのに苦労しました。

 

大体絵ってのは有るものを描くより無い物を描く方が難しいのです。

空間とか空気ね。

 

この絵でも、漆黒の中フッと静かに、少し揺れながら灯っている感じを出したくて何度も墨を塗っては乾かし塗っては乾かししました。

やっぱり墨と遊んでる時は楽しい。

 

…時には遊ばれてしまって難儀するけどね。。

 

これも依頼して頂いた絵なのですが、納品まで日があるので、暫くしょーちん。の家に飾り、自分の描いた絵の灯で隠れた我が心の内を照らし出そうかと思っとります。

ろくなもん照らし出されへんやろな、しょーちん。の心の中。( 一一)(笑)

 

やっと暖かくなってきましたが、まだ朝晩は冷えますね。

油断しないように、皆さんもご自愛ください!

 

 

 

また、おこしやす つらら庵 ♪

 

〇今日のハンドメイド〇

 

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またまたブックカバーです。

今は鳥獣戯画だけやけど、これからもっとバリエーションを増やしたい分野です。

鳥獣戯画とか有名な絵柄も良いけど、しょーちん。オリジナルの動物とか植物の絵を、線描と染料による染めで描いてみたいのよね。

あ~!やりたいこと多すぎる!!!

 

〇今日の水墨絵〇

 

「ばいばい。」

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