永久(とこしえ)の炎。
おこしやす つらら庵 ♪
皆さんは比叡山の ”不滅の法灯” をご存知だろうか?
出典:http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/12/0000337312/58/img3451b351zikczj.jpeg
その総本山である比叡山延暦寺が当時から今まで、約1200年間油を絶やさず、灯を守り続けている。。
ごめん、嘘付いた。
実際は2~3回消えてんねんけどな。(・ω・)
そうです。
1200年ですよ皆さん。
その長きに渡り、日本が平和だったとでもお思い??
そんな訳はありません。
日本が平和になったのはここ数十年のことです。
たったそれだけ。
延暦寺と聞いて一番に思い出すのはあの悪名高き、織田信長率いる軍による、
比叡山焼き討ち事件です。
はい、あの時に不滅の法灯は消えています。(笑)
でもね、お坊さんたちなかなか賢くてですね、こういう事もあろうかと火種を2~3の寺に分けていたんですね。
だから延暦寺の不滅の法灯は、厳密には消えているのですが、分けておいた炎は消えていないので、またそれを延暦寺がもらい受け、今に至っていると聞いたことがあります。
しょーちん。は疑問やなぁ。
絶対何回か消えてるで。
何代目かのぼんさんが、
「ぶえぇ~っくしょい!!!アホンダラぁぁぁぁ!!
はっ!!消えてるやん!不滅の法灯消えてもたでおい!!
……やばっ、どないしよ。
いやいや、大丈夫。誰も見てへん見てへん。ささっとマッチで…」
的な??(笑)
絶対あるやろ~。
まぁそんなんどうでもええわ。
この灯にはね、いろんな意味が含まれていると思うんですよ。
「明けらく 後の仏の御世までも 光伝えよ法の灯しび」
最澄が火種と共に残した言葉です。
意味??
知らん。(笑)
何となく分かるよね。
要するにだな、しょーちん。が思うにやで、
世の中の常識、非常識は直ぐに移り変わると。
昨日の正義は今日の罪ってな事なんて、大東亜戦争における我が国の歴史を紐解くまでもないやん?
そんな無常の世の中にただ一つ揺るがない真理を、教えを、不滅の法灯という形を借りて最澄さんは遺したかったんとちゃうかな。
ついに109個目の煩悩に手を伸ばさんとしている欲深き男しょーちん。。
ここは一つ、自分の心の中にも不滅の法灯を灯そうではないか。
ロウソクの火って難しいんですよね。
神聖な物にも見えるし、一歩道を踏み外して俗に堕せば、禍々しい呪いの炎にも見える。
もちろん神聖な方の灯を描きたいのや。
己を照らすのや。
自灯明、法灯明。
お釈迦様が弟子に最後に遺した言葉。
ここまで描いて今日は終了。
完成は近い。
しょーちん。の絵に対する迷い、暗闇。
それを照らしてくれ。。
また、おこしやす つらら庵 ♪