つらら庵日和

つらら庵日和。

つらら庵の職人 しょーちん。の日記。

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明日は我が身。

おこしやす つらら庵 ♪

 

今日はとある人のお見舞いに行ってきました。しょーちん。ママの同じ職場のおじーちゃんなのですが、以前から糖尿病と肝臓病を患っていて、前も一度自宅で倒れ入院した経験があり、今回また体調を崩し二回目の入院となってしまったので、僕も一緒にお見舞いに行ってきました。小さい時、母親の職場によく遊びに行っていてそのおじーちゃんに可愛がってもらってたので、今回の入院はびっくりでした。(´・ω・`)

高齢の上、一人暮らしで身内も居ないのでとても心配です。

幸い、馴染みの飲食店の店員さんと仲が良く、何かあった場合はその人に連絡をするようになっており、前回倒れた時もその人が救急車を呼んでくれたみたいです。

独り身の人にしたらこうして何か有った時にはありがたい存在でしょうね。

 

会ってみるととても元気でほっとしました。聞くところによると、肺に水が溜まり、インフルエンザも併発していたらしく、病院に着いて暫くしてから意識を無くしていたのだそう。何事もなくてよかった!(^^♪

 

「お大事に」と言い帰ってきたものの、人間、いつどうなるかは分かりません。明日は僕たちの方がお見舞いに来てもらう立場になっているかもしれないのです。

何かが起こった後に色々と後悔しても意味がありません。健康の維持と共に毎日を精一杯生きないとだめだと思わされました。

余裕しゃくしゃくで「お大事に」と言える人なんて本来は居ないはずですし。。

 

分かっちゃいるけど相変わらずグダグダしてしまう。(;^_^A

 

 

話は変わって、鳥獣戯画ますこっとのカエルバージョンを作ってみました!

 

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カエルでかない??(笑)

 

一応、うさぎさんに合わせてサイズ作ってるんですが、なんかうまくいかなくて…。

動物によってサイズが変わり、統一性がなくなるのでいっそのこと人気のあるうさぎさんだけにしようかなとも思う今日この頃。。(-_-;)

 

いやぁ、サイズどころかしょーちん。の方向性に統一感がねーな。(笑)

優柔不断なもので…( 一一)

 

まだまだますこっと製作は続く!!

 

それでは、

 

 

 

また、おこしやす つらら庵 ♪

 

 

 

 

 

鳥獣戯画ますこっと制作過程。

 

おこしやす つらら庵 ♪

 

なんかPC変わって、キーボードを使うようになってからブログを書くのが遅くなりました…。(´;ω;`)ウゥゥ

まだブラインドタッチ…って言ったら今はあかんかったな。。タッチメソッドっちゅーの?簡単に言えば手元を見ずにタイピングすることがしょーちん。は未だに出来ません(;^_^A 慣れるのかな??

えーと、Eどこや…。。(笑)

でも、タブレット使ってた時のイライラは無くなったので快適ですじゃ♪

 

さてさて、前回ご紹介したNASA御用達(?)の糸鋸でうさぎちゃんを早速くりぬいちゃいました!

 

 

turara-an755.hatenablog.com

 

使用した感想はね、うん、なかなか切りやすかったです。(*^^)v

切断の幅が若干太いので、残す側に少し余裕を見て切らないといけないなど、コツは必要ですが、慣れるとサクサク切れます!

一番感動したのは、パッケージに自慢げに書いてあるように、360度全面に動かせること。

これにより、一見すると無謀にも思えるくねくねした線も鋸を切り返すこと無く一気に切れます。

ただ、言うても疲れるよ。(;^_^A

電動の10倍、20倍は時間かかりますね。。腕が疲れるし。(笑)

そして、切り出したうさちゃんはこれ。

 

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今度は足もバキっと行くこと無く無事に切れました!

それどころか、さらに細くて切りにくいお髭の部分まで難なく切ることが出来ました!

 

流石はNASAご用達!!!  知らんけど…(笑)

 

大抵、鋸仕事をすると、表っかわはきれいに見えても裏を返せばささくれが立って汚かったりするんですが、このように裏もきれい☆

 

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あっ、言うの忘れてたけど、台座上面の苔シート張るのは止めました。。(・・;

そもそも、全面に貼って苔玉風にすることが主眼だったので、上一面だけ残してもね…。

 

その方がシンプルでおしゃれな感じもするしネ~。

バリエーションとして他にも、カエル、サル、キツネを考えてます。(^_-)-☆

これらを並べると、ジオラマみたいに鳥獣戯画の世界が味わえるという段取りです。。

…西尾一男か。。(笑)

 

苔シートはまた別の案で活かしますわ。

早く完成させて並べて遊びたいな~。(^^♪

和紙と木で出来たマスコットってなかなか無いでしょ??和室とか和風なお店のディスプレーにいいと思うねんけどな~。。どやろ?(笑)

 

次のご紹介は動物がすべて出来上がって全員集合した時にブログに乗っけますね♪

 

 

それでは今日短いですが、

 

 

 

また、おこしやす つらら庵 ♪

 

 

〇今日の鳥獣図鑑〇 「サルの心にも慈悲あり。」

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つらら庵の休日。マインクラフトプレイ記事

 

おこしやす つらら庵 ♪

 

今までの記事は全てタブレット端末を使って書いていたのでキーボードが使えず、とてもとてもイライラが溜まって爆発寸前まで来てたので、とうとうPCを新調しちゃいました!(^_-)-☆

もちろんこの記事もおニューのPCで書いとります☆

まぁ、おニュー言うても安もんやけどね。(笑)

 

そして、PCが変わったことにより、前からやってみたかった事が出来るようになったんです。

そう…

 

ゲームプレイ記事を書くこと!

 

ん?ハンドメイドのブログやのにゲーム記事関係ないってか?

ところがどっこい、全然関係が無いとは言い切れないんですよ~。(^◇^)

 

何故かと言うと、プレイするゲームがマインクラフトだからです!

皆さん、マイクラご存じでしょうか?

 

簡単に言うと、木を切ったり石を採掘したりして素材を集め、レゴブロックのように家や街を作っていくゲームです。

 

…やばい、僕のレビュー聞いてるだけやったら超絶おもんなく聞こえる。。(;^_^A

いやいや、言葉にすると簡単なゲームに思えるでしょうが、なかなかどうして奥が深く、この世界の中では色々とできることが多く、ハマるとやめられない中毒性があるんですよね~。マルチプレイにも対応しているので、目標を決めて複数人で建築したり、素材集めをしたりもできちゃいます!

 

しょーちん。も一時期はハマりまくって、バイオハザードの洋館を再現したりしてたのですが、ここの所ゲーム自体から遠のいていたのでブログをキッカケに久々の起動です。

 

このブログを始めた頃から、マイクラの記事を書く構想はあったんですが…

 

turara-an755.hatenablog.com

 

先ほども言ったように、PCが無く、タブレット端末には何故かゲームのスクショが転送出来なかったので(因みにPSVITA版です。)構想だけで終わってましたが、今回、晴れて第一記事目を書くことができました!

ゲームに興味のない人でも出来るだけ見てて楽しいように、しょーちん。らしいグダグダな記事を書いていくぞい!

よって、ゲームの攻略とかを求めておられる方にはクソ記事になるかと思うのでよろしく!(笑)

 

さぁ、久々の起動!

 

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久々の起動だったのでアップデートすると色々新要素が加わっていてびっくり。。

世界を飛び回るだと!?マイクラよ、少し見ないうちにどうなってしまったのじゃ?(;´・ω・)

 

と、ここでとんでもないことが巻き起こりました…。

画像がなくて残念極まりないのですが、言葉で説明をいたしますと、久々にマインクラフトの世界に降り立ったしょーちん。。どのボタンがどういった動きをするのかを完全に忘れちまっとります。。

ひとつひとつボタンを押して、「ほうほう、これが掘るか。んで、これがジャーナルを開く。ふむふむ、なんとなく思い出してきたぞ。んで、これが…」と、ボタンを押したところ、しょーちん。の強烈な右パンチがさく裂!(暴発か。)

そして、運の悪いことに、大事に大事に飾ってあったエンダードラゴンの卵をバチコーン!!!!!

 

ご存知の方はわかるはず。このエンダーさんの卵、一度でも触れてしまうとどこかにワープしてしまうのです。( ゚Д゚)

 

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わしの卵どこじゃ~!!!( ノД`)シクシク…

ねっ?めっちゃ大事に飾ってあるでしょ?もう無くなった後やけど…(・・;)

でもあきらめるのはまだ早い!!ワープするとはいうものの、近場にワープするらしいので、とりあえずつるはしを取り出し壁や床を掘りまくってエンダーさんの卵を探すことに…

 

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ザック、ザック、ザック、ガツン!!「??」

 

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水源にぶち当たり水びだしに…(*_*)

みよ、この呆然と立つ哀愁の背中を。。(笑)

 

それはそうと、しょーちん。のスキン(顔)どんなんやっけ?

視点を変えて見てみましょうね。

 

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……きっしょ。。。。

な、なんなん?この顔?( ゚Д゚)

めっさめさきしょいやん。こっち見んなや。(笑)

 

それはそうと、いろいろな所を探してみましたが、結局エンダーさんの卵見つからず…。最悪や。まさか第一発目の記事でこんなんなるとは。

エンダーさんの卵は飾る以外にこれと言って使い道は無いのですが、この先のアップデートにより卵がかえるのではないかと言われているので大事なものなんすよ…。

絶対見つけっからな!( `ー´)ノ

 

さてさて、グダグダといつまでも卵探しに時間を費やす訳にはいかないので、取り敢えずず外に出て僕のワールドを少しだけご紹介しましょう☆

 

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唯一クラフトしたもので自慢っぽい物ができるとすれば、この自動収穫装置でしょうか。だからこっち見んなて。。きっしょいわ。

畑に苗を植えると小麦が収穫出来るんですが、植えるのは仕方ないとして、収穫するのは結構面倒なんですよね~。この装置はレッドストーン回路を使って水を出し、一気に小麦を収穫出来る物です☆

まあ、論より証拠ですな。今、小麦がたくさん茂ってますよね?…

 

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このボタンをぽちっとな。

 

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きたきた~(^^)/

 

水が流れて、手前に収穫物を運んできてくれます~。こりゃ~楽ちん♪

 

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穴みたいな所分かりますか?

そこに吸い込まれるように収穫物達が入っていきます。この穴の下はチェストになっていて……

 

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チェストを開けるとちゃんと入ってます♪(^_-)-☆

 

これ作るのにもめっちゃ時間かかるくらい、しょーちん。のクラフト技術は大したことありませんが、この後もぼちぼち記事を書いていきますね☆

 

予定としてはゲーム記事は週一回のペースで日曜日に綴っていきたいと思います。

一応ブログのタイトルが”お絵かき道の巻”なもので、あまりゲームに力を入れるのもね。。(;´・ω・)

で、モチベーション維持のために目標として、バイオハザードの洋館作りをしたいと思っております!しょーちん。はバイオ大好きなのであります!(^^♪

 

週一回ペースなので中々進まないと思われますがまた暇つぶしにでも見てね~。

 

それより、あのきっしょいスキン変えよ…( 一一)(笑)

 

それでは、

 

 

 

 

また、おこしやす つらら庵 ♪

つらら庵工房、一進一退。

 

おこしやす つらら庵 ♪

 

こんばんは~。

またやっちまいましたよ〜!(*_*;

鳥獣戯画ますこっとのウサギをデザインナイフで切り出していた時のこと。使っている木材はバルサという加工のしやすい木。

加工がしやすいということは、反面脆さも意味します。

こうなっちゃいました…。(泣)

 

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足があぁぁ!!!!(TOT)

 

ちょっと力を入れて切り出しを行うと木目に沿ってバキッと行ってしまいました。。。

 

はぁ。

なんやかんやうまいこといかんな〜。

最近は失敗続きなのでちょっと凹んでます…。m(__)m

 

でも、ここで諦めないのがつらら庵流伝承者のしょーちん。なのです。

まず、失敗の原因を探りましょう。

ひとつは、木が脆い事。これは、少し固い丈夫な木材に変えることで克服できそうです。

が、そこで新たな問題が惹起します。

 

硬い木をどうやって切るか。

 

直線ならばのこぎりで良いのですが、ウサギさんのシルエットは曲線が多く、更に複雑…。

電動の糸鋸が有るのですが、今の段階でお金は掛けたくないので、これに変わるものが安くでないかとホームセンターに行って見つけたのがコレ!

 

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ジャーン!全方位に動かせる糸鋸!!!

1300円也。。

 

ほんとにこれで行けるのだろうかとまじまじパッケージをためつすがめつ見ていると気になる文言がっ!!!

 

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アメリカ航空宇宙局NASAも使用!!!?

 

うそやん。。。

ここに来て、しょーちん。の頭の中ではこんな妄想が渦巻くのでした。

 

ーある日のアメリカ航空宇宙局NASA

 

「あ~、くそぅ!どうしてもここの穴が空けられねえ…。スティーブ!スティーブいるか!?」

 

「朝早くからなんすかぁ、マイケル先輩〜。モグモグ。」

 

「お前こそ朝からハンバーガー食ってんじゃねぇ!ちっとはプロジェクトをすすめる気はねぇのか!!」

 

「朝から随分ご挨拶ッスね〜、先輩〜。で、何の用ですか?」

 

「ここに穴を空けてぇんだよ。」

 

「ここってどこに?」

 

「見りゃ分かんだろ?スペースシャトルだよ!だからあれを持ってきて欲しいんだ。」

 

「あぁ~、あれっすね!解りましたぁ~!……これッスね!」

 

「おうよ。最初っからこの糸鋸を持ってくりゃ良いんじゃねぇか!」

 

…ギコギコギコ

 

かくしてスペースシャトルは完成した。。。

 

 

 

こんな感じなんか!?(笑)

あのエリートの集団がこんなアナログ糸鋸でギコギコしてるのを想像して思わず笑ってしまいました。(*´∀`)

 

…しかし謎やわ。(笑)

 

でも、NASAでも使ってんやからこれで僕の鳥獣戯画ますこっとも何とかなるやろ!( ̄ー ̄)b

 

ますこっと制作記事はこれからも書いてゆくので見て下さいね〜☆失敗してもそれはそれで記事のネタにするので悪しからず…。(^_^;)

 

それでは、

 

 

 

また、おこしやす つらら庵 ♪

 

 

今日の鳥獣戯画

「700年前からネズミVS猫変わらず。」

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何のために爪を研ぐのにゃ??

 

 

おこしやす つらら庵 ♪

 

朝起きてPCタブレットを起動しようとするとビックリしました。

充電機のコードの被覆が破れ、銅線が思っきし切れてましてん。(-_-;)

以前からこのコード接触が悪くて、決まった方向に線を曲げていないと通電しなかったのですが、その時から被覆の中で辛うじて切れずに持ちこたえてただけやったんやろなー。

しかもこのタブレット、中国製の安物なのでマイクロUSBの規格に対応しておらず、自社独自の充電器コードなので買い換えようにも買い替えれず…。(泣)

 

仕方ないのでしょーちん。のDIY七つ道具の中から半田ゴテと鉛線を取り出し、朝から銅線を溶接。。。

 

「わしゃ休みの日に何をしとんねん。」

 

で、無事に事なきを得て今こうしてブログが書けているわけです(^^)(笑)

 

毎日毎日こういったぷちパプニングですぐに夜になっちまいます。

考えたら、主夫でもあるしょーちん。は、丸一日何もせず寝て過ごしたのなんていつだったか分からない程です。

 

はぁ、丸一日ゴロゴロしながらゲームしたいな〜。(´・ω・`)

 

 

さてさて、今日は庵主様の必需品を買いにスーパーへ。最近これが無かったのでたいそう機嫌が悪ぅございました…。

 

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ジャーン!

ネコの爪とぎ!!!

…なんのひねりもないネーミング。(・_・)

 

それより、パッケージの猫様2匹かわゆい♥

 

ねこちゃまが爪をとぐのには幾つか理由が有るのです。

 

まず一つ目は、爪を尖らせ、有事の際にもしっかりと大地に踏ん張れるようにする為。これは実用的な意味ですね。

ねこちゃまって結構外ではアグレッシブに動くので大事な事です。

 

二つ目はマーキング。

ねこちゃまは肉球の汗腺からホルモンが出ております。その匂いを自分のテリトリーに付けるのです。

いわば縄張りですな。

 

そして三つ目。我が庵主様は主にこの理由から爪とぎをお求めになられるのです。

 

ズバリ、ストレス発散!!(ΦωΦ)

 

爪をガリガリする行為には日頃の不満の解消と言う、重大なメッセージが込められているのです。

 

でも、しょーちん。の見る限り、庵主様にストレスなんぞあるのか?と思ってしまいます。(笑)

 

好きなときに起きて、好きなときに食べ、そして好きなときに…

 

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寝る。。。

 

こうした日常になんのストレスがありや??

 

しょーちん。にはもはやわかりませぬ。。

でも、このように……

 

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右のものが今回買ってきた新しい爪とぎ。

 

そうとうストレスにゃのか?

しょーちん。にはこの爪とぎ時に出る大量の削りカスがストレスじゃ…。(-_-メ)

 

新しいのと変えておくと早速バリバリしておりました。

もしかして、「早く取り替えんかい!」のストレスだったのか?(笑)

 

 

 

 

いつぞや考案して失敗を繰り返している鳥獣戯画ますこっと。

 

turara-an755.hatenablog.com

 

少しデザインを変えて試作して見ました。

土台の試作がメインで、ウサギさんはサイズを見るための造りが荒い手抜き品なのでご容赦を…。

 

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全面苔シートはやんぴにして上一面だけ残し、他の面は日本画で使う箔を駆使してアンティーク調にしてみました。(^^)

 

肝心のますこっとはも少し大きい方がいいのかな??

台座とバランスを取るのが難しいっすわ…。^^;、

 

完成したら又見てね☆

 

 

それでは、

 

 

 

また、おこしやす つらら庵 ♪

 

今日の鳥獣図鑑。

「ケツに火がついても慌てない。」

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型の美学。歴史を受け継ぐ事。

 

おこしやす つらら庵 ♪

 

僕は何故か前から歌舞伎の舞台裏の番組を見るのが大好きで、今日も中村屋ファミリーの密着ドキュメントを見ていました。(^^)

こういう番組の主題は、決まって子供たちの成長になります。

まだおむつも取れない頃から顔を冷たい白粉で塗りたくられ、かゆいカツラを被せられて泣きじゃくりながら舞台に上がる子供。

でも流石は梨園の子、舞台の板を踏めば立派な口上を切ります。

 

まだ3歳くらい。僕は何してたかな? 

とてもじゃないけど周りを大人に囲まれてセリフを言う勇気はなかったやろなぁ。小さい頃からああいう大人の世界に居ると慣れるんかな。

歌舞伎や落語って、基本的には起承転結がカッチリ決まった型の美学です。

 

歌舞伎で言えば義経千本桜、連獅子。落語で言えば芝浜、子別れ等と、ものがたりの大筋は決まっているのに人々は何回でも同じ舞台、高座を見にゆきます。

役者によって少しづつ変わる舞台を楽しむのも大きな喜びですが、決まりきった型を見ることによって、カタルシスとでも言いたいような心地よさを見るものが感じているのではないでしょうか?

人間は自分の描く予想を裏切られるのが大好き。でも、もう片方では予想通りの展開を見るのもやっぱり好きなんです。

 

昨年はルーティンという言葉が流行りましたが、スポーツ選手が立証するように、同じことの繰り返しをする(見る)ことが精神安定に一役かっているんですよね。

見るだけの僕たちはそれで良い。ただ、伝統を受け継ぐ者達は黙って同じことを繰り返してゆく訳には行きません。

我田引水ですが、絵の世界もそうなんですよね。日本画で言えば、明治に入ってから欧化の嵐がこの島国を襲います。

型に沿って、流派の規範をひとつも出ない事が美徳だった日本画も、ここへ来て大きく悩まされます。

「個性」という事をこの頃から日本人は意識し始めたんですね。小説の世界で言えば、夏目漱石等の他分野の芸術家達も「個性」を意識せずにはいられませんでした。

日本画では横山大観、下村観山、菱田春草等が古い伝統を抜け出し、朦朧体という技法に代表される、新しい描き方で日本画を再建しようとし始めました。

伝統を受け継ぐ者は誰でも当事者意識が強く、伝統の中でも少しづつ新しい風を吹き込もうと日々寝汗をかいているのです。

 

でも、伝統を完全に否定はしない。

 

伝統に寄り添いつつ、その中で、自分自身がどう伝統を解釈するか。長い歴史の中でそれぞれの継承者が血と汗を流しながら作ってきた歴史が今の伝統。

個性尊重がしきりに叫ばれますが、まずはそう言った"型"を学ばないと個性も何も生まれないんですよね。自分で個性的だと思ってやっていることも、周りから見れば意外と普通だったりするもんです。

 

先代の中村屋勘三郎さんも言っていました。

 

"型を知ってるから型破り。そうでなかったら只の型無し。"

 

しょーちん。も伝統をもっともっと吸収して、新鮮な芸術を作ってゆきたいと思うのです。

 

そこで、ツイッター鳥獣戯画の動物達を1匹づつ模写して紹介する事にしました〜!良かったらふぉろーして頂ければ嬉しいです!(^^)

第一作目。

 

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こうやって1匹づつ描いてったらいつ終わるんやろ?^^;、

 

それでは、

 

 

また、おこしやす つらら庵 ♪

 

 

 

 

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速水御舟 晩年の魅力。

 

おこしやす つらら庵 ♪

 

今日は前々から書きたかった、僕の好きな画家たちについての記事です。

このカテゴリーを「古今東西画家列伝」とし、いろいろな時代の画家についてちょこっと日本画を嗜むしょーちん。の偏見も交えながら、あれやこれやを語ってゆきたいと思います。(^^)

書きたい思いはあるものの、なかなかこのカテゴリーに手を出せなかったのには理由があったんです。

なんか、こういう記事って、伝記っぽくしっかりその人物の時系列やらエピソードを纏めてから書くものだというイメージが拭い難く、生半可に進めてはいけないカテゴリーだと思っていたのですが、そんな事を言ってると何時までも記事が書けないので、とりあえずは僕らしく、あまり堅苦しく考えないで書いてゆこうと決心したのです!

もちろん、自分の敬愛する画家を紹介していくつもりなので、しょーちん。の絵に対する本音がバンバン出ます。そして、まとまりがなくなること必至です。(笑)

でも、ええんちゃうかなぁ?

画家についてきっちり学びたけりゃもっと信頼の置ける情報を見れば良いわけですし。

思ったことを取り留めもなく書いていけばそれはそれで僕の考えも分かっていただけるので…。(^^ゞ

 

で、このカテゴリーの1記事目に選んだのが、この言葉を遺して40年の生涯を閉じた天才日本画家。

 

"梯子(はしご)の頂上まで登る勇気は尊い、更にそこから降りてきて、もう一度登り返す勇気は更に尊い。" 

 

日本画の世界では有名な速水御舟です。

 

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https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/c/c1/Hayami_Gyoshu.jpg

一番有名な絵はこちらですね。

 

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https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/66/Enbu_by_Hayami_Gyoshu.jpg/200px-Enbu_by_Hayami_Gyoshu.jpg

「炎舞」

一度は見たことがありませんか?速水御舟は、傑作を多く世に遺した画家ですが、その中でも傑作中の傑作と言われています。

焚き火に群がる蛾。

現実でも起こりうるこの光景が何故こんなにも幻想世界の匂いを漂わすのでしょうか?そこに、この人の凄さが現れています。

なんの変哲もないものを描いているのに、描かれた絵には何故か現実にはありそうもない違和感が漂います。

この、代表作とも言える「炎舞」、僕がすごいと思うのは絵の背景です。黒い部分。

でも、黒と言って正解なのでしょうか?

墨をただ塗りつけただけでは出ない深みを感じます。茶色でもないし…。

しょーちん。も、画集やテレビでしか見たことがなく、実物を見たわけではないので何とも言えませんが、朱と墨を薄く薄く何度も交互に掛けて描いたように思えます。

それにしても絶妙な色ですよね?夏目漱石の「草枕」やったかな?何行かにわたり、羊羹(ようかん)の色を賛美する場面があったと思うのですが、(思い違いかも(^_^;))本当に羊羹みたいな不思議な色に僕は感じます。いつかはこんな魅力的な色が出せればいいな〜。(実はしょーちん。、背景を描くのは大の苦手なんです。。。)

このように、誰が見ても緻密に時間を掛けた事が分かる絵も素晴らしいのですが、御舟の晩年(とは言っても、40歳と言う若さで腸チフスで亡くなっているのですが…。)に取り組んだ、水墨画にしょーちん。は特に惹かれます。御舟の作品は、一つとして手を抜いた作品が無いのですが(画家だから手を抜かないのは当たり前の様ですが、生涯にわたり絵を描き続けるのですから惰性に流れることも多いんですよ。)、晩年の水墨には若い頃には無かったある種の達観したおおらかさが出てるように思います。

 

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https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/66/Enbu_by_Hayami_Gyoshu.jpg/200px-Enbu_by_Hayami_Gyoshu.jpg /exh/2016/gyoshu.html

このように何気ない牡丹の絵でも、計算され尽くした軽妙さが有ります。計算し尽くすと大抵絵が重くなるのですが不思議と軽みがある絵です。それでいて、落ち着いた艶も有る…。

色彩といえば、葉が僅かに緑で色付けられているのみですが、黒い墨で描かれた花弁は色を超えた色とでも言うべき、深い色をしています。

普通、水墨画を鑑賞する時は描かれた墨色を通して、元の色彩を想像したり、色彩で描くなら何色だろう?というような事を考えながら見るのですが、この花弁は、元が何色かなどと言う詮索を忘れさせるような色だとは思いませんか?真っ黒な花弁の牡丹は存在しないはずなのに。。

速水御舟が70,80と天寿を全うしたならどんな絵を描いていたいただろうとつくづく思います。

 

僕も、晩年の御舟のように、身の回りの自然を有るがままに描ける境地にいつかは立ちたいとこの絵を見て思うのでした。(^.^)

 

まだまだ勉強勉強!\(^o^)/

 

 

それでは、

 

 また、おこしやす つらら庵 ♪

 

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