つらら庵日和

つらら庵日和 ~平成お絵かき道の巻~  

日々、ハンドメイドとお絵かき修行に励むつらら庵の職人日記。

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強烈な個性。 恐怖 ”わかるでぇ~” おじさん。。

 

おこしやす つらら庵 ♪

 

ど~も。

和雑貨屋つらら庵の職人、しょーちん。でごわす。

 

皆さんは街を歩いてる時超個性的な人見かけませんか?

こないだしょーちん。は行きたい画材屋がどこにあるか分からず困ってた時に、自転車で走ってたおじさんに道を聞いたんですが、

それがまたちょいとめんどくさいおじさんでね(;^_^A

 

いや、道は丁寧に教えてくれて有難かったんですが、話が超絶長くて画材屋とっくに着いてるのになかなか離してくれなくて。

 

最後は適当に言い訳して画材屋に逃げたんですが、そのおっちゃんまだ名残惜しそうに遠くから大声で、

 

「兄ちゃんも絵かいてんねやったら円山応挙越えてやぁ~!!!!」

 

って。

いやいや、お前あなた円山応挙絶対知らんやろ。。。(-_-)

 

なんて、ちょっとした時間個性的な人に絡まれるのはままある事です。

みなさんもそうでしょう。

 

でも!

 

半日くらいガッツリ絡まれたことがある人は少ないのでは??

 

今日は少し昔にしょーちん。が出会った、今も忘れない強烈なおじさんの話をしてみようと思います。

 

 

 

ある日の事。

しょーちん。は小学生の時からの友人と、町から1時間ほど離れた所にあるデパートに出かけました。(田舎なもんで、しょーもないデパート行くのにも遠出せなあかんねん)

 

電車に揺られる事1時間弱で駅に付き、そこからデパートへの無料バスに乗って行くのです。

 

…そう。

 

今考えたら”ヤツ”も同じバスから降りたので、バスの中で既にヤツと出会ってたっちゅ~ことになる。

恐ろしや。

 

その時はそれから半日近く拘束されることを夢にも思わず、アホみたいな顔してしょーちん。と友人は、バスでこれまたアホみたいな事を語り合っていました。

 

ようやくデパートに到着!

 

いそいそとバスを降り、デパートに入ろうとしたその時、何やらしょーちん。たちに話しかけてくる人が居るのです。

 

「ちょっとお兄さん!聞きたいことがあるんやけど!」

 

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振り返るとこんな人が立っていました。

しょーちん。は一瞬で、

 

これはヤバい…

 

と思ったものです。。

動物的嗅覚というか。。

 

でも、どうしようどうしようと考える間もなく、矢継ぎ早にそのおじさん(見た目はとても若そうに見えて、27~8くらいに見えたけど、後に本人の口から38だと知らされる)

は、要件を聞いてきました。

 

「なぁ~、このデパートに若者向けのファッションコーナーとかあるかなぁ?」

 

「…え、えと、まぁ各フロアにその年代にあった物を置いてるんじゃないですかねぇ。因みにどんなものをお探しですか??」

 

「たとえば胸の所に、暴れ龍!とか刺繍が入ったような。ふはっ。。。」

 

 

……高まる危機感。。( 一一)

 

 

「え・・・暴れ龍っすか?はは、、なかなか個性的ですね(;^_^」

 

「やろぅ~?やっぱりな、個性が無いとダメやん?人間って。その辺歩いてても他の誰でもないアナタ!的な?それって大事やと思うんやぁ~~↑」

 

先ほどご覧いただいた挿絵でも分ってもらえると思うんやけど、たしかにそのおじさん他の誰でもないアナタやったわ。(笑)

 

だって、全身デニムコーデに、何故かインナーだけがブルースリーが印刷された真っ赤な真っ赤なTシャツやで。

他の誰でもないアナタやろ?

 

それは良いんですけどね、とにかく話が長いし、ず~~~~っとまくし立てて喋るねん!

途中から聞いてて頭がふわぁ~っとして、殆ど覚えてないんですけど、とにかく喋る!

 

でね、しょーちん。も何とかかわして逃げようと、話題を切り返すために割って入るんですけど、奴には史上最強の必殺技があるのです。

 

「わかるで~ぇ~!!」

 

です。

この語句でこちらの話への共感を装いつつ、内実話の主導権を取り戻し、また自分が話し出すという寸法です。・・・

 

「…あはは、そうですね!僕たちも貴重な休日なのでこうして電車で…」

 

「わかるわかる!!わかるでぇ~!最近休みの時間が足らなくなってるねん。人間は。昔はもっともっと大らかに生きてたんやって。それが人間やん??で、話変わるけど…」

 

 

ずっとこんな具合。( 一一)

 

しょーちん。のお友達はと言うと、もう早い内にこのおじさんの危うさに気付いたのか、しょーちん。におじさんを押し付けて距離を取っています。(怒)

もうこうなったらどこかで撒くしかない!

 

仕方が無いのでしょーちん。と友人は本屋に飛び込みました。

…おじさんも飛び込んできました。(笑)

 

やや暫くおじさんの話を聞きながら店内をうろついていると、少し離れてどこかのコーナーに見えなくなった友人からメールが来たのです。

 

これはもしや!!!(*´▽`*)

 

気を効かせて、何か一芝居打っておじさんから解放してくれるんやなかろうか??

その打ち合わせメールかも!!

喜び勇んで携帯を開いて見ると。

 

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( ゚Д゚)←しょーちん。

 

 

あろうことかしょーちん。におじさんを押し付け、自分はそそくさと少し離れたプラモ屋へと逃げたのです。

 

「あ、、、あのボケェ!!!!!(# ーー)」

 

いよいよヤバいです。

おじさんは更に喋り続けます。

 

「いやぁ、この間芸人が芥川賞取ったやん?あれもさぁ、結局は他人への愚痴やろぅ?ほんま、最近の物書きは…あっ!仮面ライダーあるやん!仮面ライダーも次代を追うごとにさぁ………」

 

 

逃げねばならぬ。ゼッタイに。

 

 

しょーちん。は本当に疲弊してきまして。

意識を失うのではないかと不安になってきました。

 

どうしようも無いので先に行った残酷な友人を追ってみる事に。

もちろんおじさんも付いてくる。

 

「はぁ~最近料理してないなぁ。俺??料理するよ!パスタもするし、ビーフストロガノフとか………あっ!試食やってるよ!!」

 

 

ここで偶然チャンスが舞い降りたのです。

通りがかったフードコートのようなところで試食会があり、そこにおじさんはフラフラと進んでいきました。

 

しめたっ!

 

しょーちん。は一目散に後ろを振り返らずに走りました。(この話、マジやで)

デパートを飛び出し、友人がいるプラモ屋へ。

 

どうやらおじさんは追ってこなかったようです。

 

「はぁ。死ぬかと思った(。-`ω-) おい!それにしても酷いなぁ!!ほって行くかね?あぁ言う時!

 

"おい、しょーちん。!急がんと先輩待ってるよ"

 

とでなんでも一芝居打ってくれたらいいのにぃ~~~!!!」

 

「だって、めっちゃめんどくさそうなんやもん、あの人。カカカカ。」

 

こんな会話をその酷い友人とし、おじさんから解放された安堵感に包まれながら結構長い間、1時間ちょいかな?

その友人とプラモ屋で遊んでました。

 

…もう少しで駅までの帰りのバスの時刻です。

 

「そろそろ行こか!おじさんもさすがにどっか行ったやろ( *´艸`)」

 

そう口々に言ってプラモ屋を後にしました。

 

 

 

 

・・・・・・・・この時二人は、またヤツに会おうとは夢にも思っていなかったであろう。

その真赤な胸に有名中国武道家を潜ませながら、その男ははぐれた二人の青年を探し、徘徊していたのであった・・・・・・・

 

 

つづく。

 

 

 

また、おこしやす つらら庵 ♪

 

〇今日の水墨絵〇

「イラスト奮闘記・バイオハザード/レオン」

うーん、構えた銃口が狂ってる。表情もなんか変(笑)

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侵略的外交??

 

おこしやす つらら庵 ♪

 

ども、和雑貨屋つらら庵の職人、しょーちん。でやんすぅ~♪

みんな!てぇへんだ!!

 

メダカを衝動買いでポチってしまってから、つらら庵でまた再開しだしたアクアリウム

 

turara-an755.hatenablog.com

 

あれからおよそひと月経ちまして…

 

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メダカたちは元気よくすくすくと育っております(^-^)

それはいいんやけどもやな…

 

この画像にもチラと写ってるオマケで付いてきたヤツ。

 

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浮草。

南アメリカ原産のオオサンショウモってんですけどね。

これがわがつらら庵に届いたばかりの時の写真。

 

ほんで今は…

 

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どやさ!!!(; ・`д・´)

 

いやいや、これ、増えすぎでねぇの??

もうね、びっくりだわよ。

 

でも人間ってアホですよね。

少しずつ芽を枝分かれさせて増えて行くもんやから暫くこの驚異的繁殖力に気付きませんでして。

 

やっと1週間ほど前に掃除の為、水槽の上部をほぼ覆っているフィルターやライトをどけて水面を見てみると… 

 

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初めてこの事態に気付くと言う。。

 

で、しょーちん。は思うのです。

 

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えらいこっちゃ。

このままいくと倍々ゲームでオオサンショウモは増え続け、しまいにはつらら庵はこの外来植物に征服されてしまうのではないかと。

 

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…ってのは冗談ですけどね(;^_^A

 

でも、ほんまに成長が早すぎる!

水面を3分の2も覆ってしまっていたので、魚や下の方の水草に光が届かないのはちょっと困りものです。

 

なので、2割程度を水槽に残し、その他は外に置いた大きなタライに移しました(^^;)

日光を浴びて更に大繁殖しておりますです。(笑)(-_-)

 

良く言うやん?

外来の動物や植物は捨ててはいけないって。

ほんま、身をもって体験したよ。

 

あんなもんその辺の池にほってみ?

池が全面覆いつくさりゃ~でいかんわ。(笑)

 

なので皆さん。

外来の物やペットショップで買い求めた魚や小動物は安易にその辺に放しちゃだめよ。

 

しかし、うちのオオサンショウモどうすっか??

完全に焼却破棄するしかないもんね。誰かに分けるか。

このままあっても増え続けるし。

 

でも捨てるのも(焼却)なんだか可哀想。

 

いっそヤフオクにでも出そうかとおもとります(笑)

売れたとしても微々たるもんやけど、貰ってくれればね。それでええねん。

 

はぁ。えらいもんおまけでもろたわ…( ̄▽ ̄;)

 

 

それではこのあたりで!

今日も一日ありがとうございました~☆

 

 

 

また、おこしやす つらら庵 ♪

 

〇今日の水墨絵〇

「”呪文”の振り付けでついでに床を拭く東方神起

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つらら庵の休日 18.10.21

 

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おこしやす つらら庵 ♪

 

今日は一日中絵も描かずに家の掃除やら整理やらしてました。

もう年末感があるしなぁ。

我が家は11月からもう大掃除を始めるスタイルなので(12月寒いやん?)、そろそろいらんもんも分けておかねばなぁ~、等とおもいつつ。。

 

しょーちん。の部屋は使わない物は割と収納してあるんですけど、一番大きく場所を占領してるのは絵!!

 

アナログ絵描きはね、どうしても残って行くからね。作品が。

 

「紙ごときでまたまた~!(*'▽')」

 

とお思いですか??

ところがなかなかどうして、塵も積もれば山となるというように、結構あるんですよね( ̄▽ ̄;)

 

しかも重い!!

 

その点アナログ絵描きさんはいいよなぁ~。

こ~んなちっちゃいフラッシュメモリーに入れときゃあ済むんやもん。

 

とかうだうだ思いつつ自作を整理してたらこんなもんが…

 

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やかん(笑)

 

この時は一応受験するでもないけど鉛筆デッサンはしとかないとと思い、手あたり次第家で描いてた時の物ですね。

 

しかも、やかんのデッサンがずば抜けて多い!

やかんに取りつかれてたんか思うくらい( *´艸`)(笑)

 

でも今日は絵こそ描かなかったけど、掃除機掛けや布団乾燥機掛けなどいろいろできて良かった!

いよいよ冬支度ですね。

 

みなさんもうこたつ使ってます?

しょーちん。はもうこたつのお守りしてますよ(^^;)

タツで食べるアイスクリームがまたおいしのよ♪

 

冬は寒いけど、考えたら ”暖かさ” が味わえるのは冬ですからね。

上手に今年も越冬したいものだ。(どうか雪降らないで!特に1月!東方神起LIVEが。(笑))

 

それではこのあたりで!

今日も一日ありがとうございました~☆

 

 

 

また、おこしやす つらら庵 ♪

 

〇今日のイラスト奮闘〇

ドラクエⅤ」

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DS版って結婚の時3人から選べるようになってんの??

でもどれだけ選択肢が増えようとしょーちん。はビアンカなのさっ!(笑)

 

「過去作・ビアンカ

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水墨似顔絵完成♪ ~Iさん家族の一人息子K君像~

 

 

おこしやす つらら庵 ♪

 

ども、和雑貨屋つらら庵の職人、しょーちん。ですっ!

今日は久々に和雑貨屋らしい事をしていましたよ(笑)

 

あ、どどん!

 

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ご依頼の似顔絵完成しました~☆

 

 

turara-an755.hatenablog.com

 

長らくお待たせしてしまって( ̄▽ ̄;)

 

モデルとなっているのはIさん家族の一人息子、K君。

このK君のご両親がしょーちん。ママの元同僚でして。

そのご縁でしょーちん。も親しくさせて頂いています。

 

もう3歳になるんですけどね。

元気にすくすくと育っています♪

 

しょーちん。は独り身なので子供とかそういう世界は未知だけど、ほんとに親からすると元気に明るく育ってくれれば他に望むこと無いんでしょうね。

健康第一。

 

しょーちん。もなんのとりえも無いですが、こうして健康に生きてる事が両親へのせめての親孝行なんかなぁとも思ってます。

 

…ありゃ?なんか少し話しズレた??(笑)

 

今回の似顔絵はね、特徴的なマ〇オの帽子にだけアクセントに色を付け、その他は墨とモノトーンの背景でまとめてみました。

その方が人物の内面的な物に見る者の心が向かう気がして。

 

制作過程の動画も短くTwitterにUPしていますので良ければ見て下さいね(*'▽')

 

 

 しかし寒くなってきたなぁ。

筆を執る手もかじかみゃ~で。(-_-)

 

もう少し今年中にやっておきたいことがあるので、もっともっと動かねば!

皆さんもそろそろ年末年始に思いをはせて、やるべきことを整理してみてはいかがでしょうか??

 

 

それでは短いですがこの辺りで!

今日も一日ありがとうございました~☆

 

 

 

また、おこしやす つらら庵 ♪

 

〇今日の水墨絵〇

「米津玄師」

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東山魁夷回顧展へ。~技法面での美術鑑賞~

 

おこしやす つらら庵 ♪

 

ども、和雑貨屋つらら庵の職人、しょーちん。ですっ!

この間行ってきた東山魁夷京都展から早くも2週間以上経ってしまいましたね。。

 

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見てきた感覚がフレッシュな内にブログにしたかったのですが、思い入れがあり過ぎてなかなか書き始める事ができませんでした。

 

記事の内容もどうしたものかと。

アプローチも色々と考えていたのですが、展覧会のカタログを辿って行くように書くならつまらんし、いっそこのブログでは日本画を描くしょーちん。ならではの見方で、

技法面から感想を述べてみる事にしました。

 

…したというか、もうそういう見方しか出来なくなってるっチューのが正直なところなんやけどね(;^_^A

 

ではでは、しょーちん。流に行ってみよう♪

 

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「残照」

 

回顧展ですから、もちろん展示も画家の生きた年代順に展示されています。

最初にかかっていたのがもちろんこれ。「残照」です。

 

戦時下で自らに爆弾を巻き付け、敵の戦闘機に抱き着いて自爆する訓練をさせられていた魁夷。

その訓練の帰りに見た、鹿野山での心象が画因になっています。

 

魁夷は晩年になるにつれて使う色が制限されシンプルになっていくのですが、この三十代の作品では茶色を基調としたとても複雑な色使いがされていました。

戦争が終わり、肉親を全て病で失った魁夷。

この絵を描きながら何を思ったやろうなぁ。

 

あ、ちなみにこの京都展とても混雑してて、とてもじゃないけど真正面からじっくり見れる感じではありませんでした(;^_^A

 

もうね、恥をかなぐり捨てて「俺が俺が!」の精神で前に出て行かないと近くで見ることはできません。(もちろん見ている人の邪魔になってはダメだけど)

 

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しょーちん。も必死で人と人との間を塗って横から前から見ましたよ(^_-)

 

魁夷さんって繊細なタッチじゃないですか。

グラデーションも穏やかで。

 

でも近くで見ると結構粗い絵具を(岩絵の具には粒子の大きさが色々ある)用いて盛り上げるように描いてありビックリしました。

大きい絵なんかは近くで見るとモヤモヤしててよく解りにくいんだけど、離れて見るとしっかりとおぼろな山々や空が現れてくる。

 

近づいたり離れたりしながら少しづつ描いて行ったのが見て取れました。

 

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「道」

 

これも代表作の一つです。

以前このブログでもご紹介しました。

 

turara-an755.hatenablog.com

 

 

turara-an755.hatenablog.com

 

この作品ね、しょーちん。が思っていたより小さかったです。

 

日本画ってバカでかいじゃないですか(笑)

でも、これは魁夷作品の中でも小さい方だと思います。

 

でもね、描き方と言うか、スケールを大きく見せるよう至る所に工夫が見られましたね。

例えば道その物。

 

遠近法を少し誇張する事によりあたかも目の前に道が続いているような感覚になります。

あと草。

 

ビックリしたんですけどね、画像では分からないけどこの草むらも手前の方は一本一本を丁寧に描いてありました。

あと道に転がっている石ころみたいなもの。

 

一つ一つ丁寧に。

 

こういうのも実際に足を運ばないと気づかない事ですよね。

 

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馬のシリーズも展示されていました。

 

もちろん見せ場なので展示の最後の方(*'▽')

この作品も”魁夷の青”と呼ばれるだけあってとても幻想的でした。

 

日本画は鉱石を砕いた岩絵の具を使って描くので、青はどの画家も使っているのですが、なんで東山魁夷の青と平山郁夫の青は違うんだろう?と思っていました。

 

本物を見て分かったのですが、魁夷の青には下塗に紫系の絵の具が塗られている事が多かったです。

これにより、早朝の澄んだ空気のような靄のような独特の青になってたんですね。

 

平山郁夫が描く広大なシルクロードの宙天に掛かる深い青とは全然違う表現になっていました。

 

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この作品もとても魁夷さんらしい着眼だと思います。

魁夷が描きたかったのは陽に煌く新芽。

 

画像では分かりにくいけど、バックを鬱蒼と茂る濃い緑で処理し、手前に掛かるレースのような若葉を際立たせる手法です。

ほんとにね、煌いてたもん。

美しかった。

 

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魁夷といえば青なんですけどね、こうした雪中の白い風景も良く描いています。

 

これも凄い作品なんですよ。

よく画面の隅から隅まで精密画の様に描きこんだ絵を見て「凄い!」と人々は言うけどね、この絵をご覧よ。

 

真ん中は殆ど真っ白で何も描かれていないように見えますが、どうですか?

雪がこんもり積もってますよね??

 

胡粉や方解石を砕いた絵の具を恐らく使っているんでしょうけど、近くで見てもまだ踏み荒らされていない柔らかな雪をみるようでした。

そして魁夷さんの雪は何故か暖かい。

 

描く事よりもいかに描かずして ”匂わせるか” 。

 

思い知らされました。

 

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同じ雪景からこんな作品も。

 

風景画家として知られる魁夷の作品には人物は最初期の作品を除くと一切出てきません。

人物はおろか、動物さえ出てこない。

 

先程の馬の連作くらいです。

 

しかし、この作品では雪積る木に一羽の山鳩が背を丸めて止まっています。

 

僕は絵を描いてて、

 

「う~ん、なんかここ妙に間が空いたなぁ。鳩でも描いといたろ!(*'▽')」

 

と思う事もしばしばなんですが、魁夷さんはそんなことしないと思う(笑)

ここに不意に現れた鳩は何なんだろうか?

魁夷さんの分身にも思えますね。しかも絵の中でも独り…。

 

とても静かな作品でした。

 

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圧巻だったのは唐招提寺に奉納された襖絵が水墨を含め、全面展示されていたこと!!

10年を掛けた畢生の大作に圧倒されてしまいました。

これについては言葉もでません。

とにかくスケールが大きかったです。

 

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水墨画も何点か展示されていました。

 

これも近づいて見て気づいたのですが、純粋に生の紙に墨だけで描いた時のにじみではない様な気がするんです。

 

魁夷さんの独特の靄の掛かったような描法を活かすために、紙にも白い胡粉や細かい岩絵の具を下地として塗っていたのではないかと思いました。

そして若干の色が入ってる(?)ような気も…。確証ではないけど。

これによって墨の艶が抑えられて、深い霧が立ち込める濃密なベルベットのような空間が生まれていました。

魁夷さんにしか描けない水墨です。

 

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そしてなんと最後の最後、展覧会場を締めくくる絵は魁夷さんの絶筆である「夕星」でした。

 

いや、ほんまにね、これを見た時違和感しか無くて。

だって、今までの魁夷さんの絵柄じゃないもん。

 

もちろん青を使う事やグラデーションの付け方なんかは魁夷さんの特徴を表すものやけど、構図と言うか、なんか不自然でしょ?

まるでマグリットの絵を見てるかのような不自然さが有ります。

 

等間隔に並んだ木立は魁夷自身と亡くなった父、母、弟だとも言われています。

そして空にはたった一つ輝く星…。

 

魁夷さん自分が描く最後の絵だと知っていたんやね。感覚で。

 

 

技法面の勉強も含め、作品数の多さもありとてもいい展覧会でした。

見ごたえ十分。

 

 

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生前はスケッチブックを小脇に抱え、色々なところをスケッチして回ったそう。

上の写真は「道」の主題にもなった道路です。訪れた時にはもう舗装されてしまってますね。

 

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この写真もとても好きでね。

 

誠実な魁夷さんの人柄がにじみ出ているようです。

生前「描く事は私にとって祈りだ」と語っていたそう。。

 

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魁夷が死ぬまで使っていた画室。

小さい物はここで描いたそう。

 

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何枚も何枚もスケッチして、一つの作品にしてゆく。

 

静かな所で静かな絵を生み出していたんでしょうね。

いいなぁ。僕も絵を描く為だけの部屋が欲しい!!(笑)(*'▽')

 

 

かいつまんだだけの記事になってしまいましたがいかがでしたか?

本当はもっともっと素敵な作品がたくさんあったのですが紹介しきれないので(^^;)

ついこの間から東京での巡回が始まりました。

 

ご興味のある方は是非静かな空間を楽しんでみて下さいね☆

 

それではこのあたりで!

今日も一日ありがとうございました~☆

 

 

 

また、おこしやす つらら庵 ♪

 

※記事内の画像は全て画集を撮影したものをUPしました。

 

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100均製品検証♪ ダイソー製多目的クレンザーは使える?~鍋としょーちん。の輝きをとりもどせ!~

 

おこしやす つらら庵 ♪

 

ども、和雑貨屋つらら庵の職人、しょーちん。です!

 

100均大好きなしょーちん。ママ。

今日も訳の分からん入れもん(容器の事を”いれもん”言うの関西だけやって)買って来てはったわ。

 

いつも買ってきた物を座椅子に座って一つ一つあらためていくのがヤツの習性なんですが、珍しく台所でゴソゴソしとる。

 

なんしとんねん??

 

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なんか懸命にゴシゴシしてると思ったらね、100均で買ってきたあるものを試していたようです。

 

じゃん!

 

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多目的クレンザー。

 

因みにダイソーさんが発売しているものです。

クレンザーなんて別に珍しくないでしょ?

小学生の時にもあったよね。レンコンの穴みたいな口が付いた、プリン〇ルズ入ってそうな紙製の入れもんのやつ。(…またいれもん言うてもーた)

 

でもね、これは多目的と書いてありますね。

 

どういう事かと言うと…

 

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ちょい写真ではわかりにくいかな??

 

このクレンザーはクリーム状なんです。

それが特徴なのだ。

 

クリーム状である事により、垂直な壁や鏡などにも粉状のものとちがって上手く塗れるんですよね。

 

陶器、タイル、ガラス、ステンレス、鉄などに使えるそうです。

(但し、艶が特徴の物や、繊細な素材に細かい傷が付き曇ってしまうので厳禁。さび落としなのでそこらへんは仕方ないけどね)

 

なるほど~、これをしょーちん。ママが試していたんやな!

こーゆーことはすぐやるくせに。

 

は~しょーちん。はこれから夕飯のメニューかんがえにゃならんっちゅ~のに

ぶつぶつぶつ……(。-`ω-)

 

 

 

 

 

それよりしょーちん。にもやらしとくれよ!(*´▽`*)(笑)

 

 

 

 

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では、こちらのお鍋で試してみようかしらね。

 

汚い(*_*)

 

いやいや!でもね、これでもスポンジ製の焦げ落としで磨いてるんですよ!

たまにやけど!

 

でも、写真のように少し溝になってる所とか落ちないのよね。

取れるやろか?これ。

 

では!早速レッツチャレンジ~。

 

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汚れの気になる所に、適量(適量ってどんだけが適量やねん!ってなるときない?)

を手に取り、塗りつけます。

 

スポンジに直接クレンザーを取っても良いんでしょうけど、衛生面を考えると汚れの方にクレンザーを付けた方が良さそう。

 

まんべんなく塗れたら、柔らかいスポンジなどで基本優しく、頑固な汚れには時に強く丁寧に磨いて行きます。

 

5分くらい磨いてみました。

 

クレンザーごと汚れを水に良く流し、フキンなどで水気を拭って終了!

 

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おお~!

 

あかなか綺麗になったんでねーの??

鉄が変色してる気なところは少し気になるけど、汚れとか焦げは落ちましたね。(^_-)-☆

 

ただ、やはり研磨系のクリーナーなので、”するん”と落ちる感じではありませんでした(;^_^A

頑固な汚れは結構親指に力を入れてゴシゴシしないといけないので疲れるかも。

 

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なんということでしょう~♪

 

これなら真っ黒けになった物でもある程度輝きを取り戻せそうですよネ。

茶渋や水垢、焦げ付きが気になっている方、ダイソーさんの物をぜひ試してみて下さい!

 

でもしょーちん。ママよ。

 

あなたが磨かないといけないのは茶碗のシブやフライパンの焦げ付きやのーて……

 

 

 

 

 

女子力や。。。(-_-)

 

 

 

それではこのあたりで!

今日も一日ありがとうございました~☆

 

 

 

また、おこしやす つらら庵 ♪

 

 

 

 

 

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つらら庵の休日♪ 18.10.14

 

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おこしやす つらら庵 ♪

 

ども、和雑貨屋つらら庵の職人、しょーちん。でおま。

今日はね~、朝から町内の美化活動に駆り出されまして…(*_*)

 

眠~いのに大してドブもないのにドブさらいしたり草引いたり…

まぁ、だいじなことだけども。

それにしても面倒。

 

やることが沢山あれば自分の存在意義も十全に果たせるのやけど、ほんまにやること無いねん!

寝かせてくれ…(。-`ω-)(笑)

 

というわけで最近の庵主と助手。

 

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これいいでしょ?

 

そんなに仲良くは無いと思うんやけど、たま~にこうして一緒に寝てるんです。

仲良く無いと言うか、チビが無茶するので庵主が一方的に嫌がってるだけやけど。(;^_^A

 

イラストの勉強もしたよ~ん。

 

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まず、リアルなクロッキーをしてから…

 

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イラスト化。

 

いやぁ、難しい。

漫画って描きなれないとだめなんやね。

漫画には漫画の描き方があると言うか。。

そこがまだつかめてないんやろなぁ。

 

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まだまだしょーちんのイラスト修行は続きそう。

 

それでは短いですがこの辺りで!

今日も一日ありがとうございました~☆

 

 

 

また、おこしやす つらら庵 ♪

 

※ちなみにつらら庵の休日は毎週日曜日こうして短い記事にしてゆくつもりです。

ヨロシクです☆