親たちのクリスマス。 ~子供にサンタの存在をどう打ち明けるか?~
おこしやす つらら庵 ♪
皆さん、メリークリスマスでんがな!(^^)/
どう?クリスマスの良さを一発で破壊できる関西弁の恐ろしさ分かってくれた??(笑)
どうも、しょーちん。でおま。
皆さん、クリスマスいかがお過ごしでしょうか。
恋人同士、ご家族、、、良い夜になるといいですね♪
つらら庵宅はと言うと、クリスマスなんてのは最早遠い昔に終わりました。
今日も晩に味噌汁を啜りましたよ。
それで良いのです。
我々は日本人なのです。
日本万歳。
寂しくなんか・・・・ないんだからね。。(´・ω・`)(笑)
さて、今日はクリスマスなので、それにちなんだ話を一つしてみようと思うのですが、
う~ん、我が家は先ほど言ったようにクリスマス的な事は一切してないし、クリスマスの雑学も乏しいし、書く事が思いつかないので、しょーちん。の幼い頃の体験談を交えてこのテーマで行ってみましょう。
子供にサンタの存在をいつ、どのように打ち明けるか。
これね、年頃のお子さんを持ってはる親御さんならいつかは悩む事ですね。
小さい頃は良いんですよ。幼稚園の頃とかはサンタの存在を信じてやまないハズ。
幼稚園内でのクリスマスイベント等は、サンタ信仰を深める為にとても有効ですし、
幼稚園の職員のおっさんが赤い服着て口ひげ付けて現れても、そのクオリティーの低さをあれこれと詮索するようなひねくれたことも園児はしない。
でもやん、小学生になるとそーもいかん。
純真な子は結構信じてたりするんやけど、中にはませた子も居て、サンタと言う存在は偶像に過ぎず、実際は親がプレゼントを寝ている間に置いているだ等と実も蓋もない話をする輩もあらわれます。
ついにはサンタ否定論者VSサンタ狂信者の争いまで発展します。
サンタの存在を信じていた子供も、サンタ否定論者に唆されて、少しサンタへの信仰がよろめき家に帰ってくることに。
「ママ、サンタって居るの??」
これです。
この時なんて答えます?皆さん?
難しいですよね。子供の夢を壊したくないと言うのは親の本音。
でもね、明らかにおかしな嘘をついて、サンタのイメージを崩してまでサンタ実在説を子供に信じさせるのはチト考えものやで。
しょーちん。ママは酷かったよ。
一つ一つ例を挙げてみましょかね。
しょーちん。の体験談を。。
まず、しょーちん。が小学校2年生の時ね。
世の中は空前のたまごっちブーム。猫も杓子もたまごっち。
たまごっちについて今更説明いらんかもやけど…
出典:http://www.natukashi-mono.com/gangu/014.jpg
こんな感じの小型ゲーム機で、まぁ簡単に言えば色々な生き物(?)を餌をあげたりして育てる飼育ゲームの先駆けなのです。
そして、動物好きのしょーちん。がたまごっちを欲しがらない訳が無いのです。
もちろんその年のクリスマスにはたまごっちが欲しいとサンタに手紙を書きました。
ドキドキして眠れない夜。
サンタを一目見たいと頑張って目を開けているものの、なんやろね?あの幼い時特有の眠気・睡魔にはどうしても勝てません。30分と持たずに眠りに落ちます。
朝、目が覚める。ドキドキ。
当然頭にあるのはたまごっちのことばかり。
…探すよね?
何をってか??
出典:http://free-illustrations-ls01.gatag.net/images/lgi01a201412080200.jpg
これやんこれ~♪
この中にクリスマスプレゼントが入ってんねん!(#^.^#)
テレビでも見た事あるし、幼稚園のせんせーもそう言ってたもんね!
・・・でも何故か周りを探しても見当たらず。
「おかしいなぁ?寝ぼけてるからか?」
と、もう少し念入りに調べてみると壁に衝撃的なものがっ!!!( ゚Д゚)
…なんと、しょーちん。が履き古して、足裏も茶色~なったような、生地もうっすいうっすいなったーるような靴下にたまごっちが入ってんねん。。
…のびてたからね。靴下。
たまごっちの重みでさ。
画鋲で留めたーるしね。
この時幼いしょーちん。のサンタへの美しい夢は薄らぎ、こう思ったのでした。
へぇ。サンタて、靴下は現地調達かいな。。
…しょーちんママよ。
もう、そんなんやったら靴下にこだわらんでええよ。
わかるで。プレゼント入れる用の靴下買う時間なかったのは。
せやったら枕元にラッピングしたたまごっちをそっと。これでええんちゃうの??(笑)
あと、こんな事もあったよ。
しょーちん。がもう小学校4年生のころ。
もうね、この頃になったらサンタなんておらんの分かってんねん。
友達ももう普通にお母さんにクリスマスプレゼントこれこれ買ってもろたとか言うとーる。
でも、しょーちん。ママは何故かそんな思春期のしょーちん。にまだサンタの存在を意地でも信じ込まそうとします。
なんて言うたと思う??
トナカイに乗って来るだの、煙突がどやのという、夢のようなことは、さすがに学校で理科も習ってる子供に言うて聞かそうとはせんかってん。
しょーちん。ママいわく、サンタのプレゼント事業は国営やと。
毎年年賀状配達の臨時雇用のようにアルバイトのおっさんを雇って、子供たちにプレゼントを税金で賄い配っているんやと。。
それを聞いたしょーちん。の頭の中…
思春期のしょーちん。はこう思うのだった。
国営のクセにブラックなんやろな。。
以上、しょーちん。の体験談でした。
しょーちん。はね、なぜにしょーちん。ママがそんな手の込んだ嘘をついてまでサンタの存在を信じさせようとしていたのか未だに理解に苦しみます(-_-)
プレゼントが、おっさんがラッピングした国民の血税て。夢どこ行った??(笑)
だからしょーちん。が思う子供に打ち明けるタイミングは、子供自身が明らかにサンタなる存在に疑問を持ち、科学的知識をある程度身に付けた時だと思います。
そりが自由に空を飛ぶさまを、なんら疑問を差し挟まず夢想できる時まででしょう。
お子さんを持つ皆さん。
くれぐれもサンタの存在を信じ込ませようとして汚い靴下にプレゼントを入れようとしたり、クリスマスを国営の行事に仕立て上げる嘘などつかないように。
大切なのはサンタの存在そのものやあれへん…
夢なのや!!!!
…聞いてるかいしょーちん。ママよ。。
最後になりましたが皆さん、、、
メリークリスマス!(^_-)-☆
また、おこしやす つらら庵 ♪
〇オマケ〇
4歳頃のしょーちん。なのさ♪
写真撮る前に寝グセなんとかしーな( 一一)
静かな巨匠 日本画家・東山魁夷 ~人生と作品編①~
おこしやす つらら庵 ♪
有名な画家なので、知っている方も多いかと思います。
皆さん、日本画と聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか??
こんなん?
出典:http://www1.u-netsurf.ne.jp/~hi-yama/sesyuu.jpg
これは雪舟はんの有名な絵です。
日本画と言えばこんな感じの、いかにも和な絵をイメージする方も多いと思います。
ですが、”日本画”という定義は凄く曖昧なのです。
国名+画 なんて普通無いですからね(;^_^A
アメリカ画とかフランス画とか聞いたこと無いでしょう??
この日本画と言う厄介なネーミングこそが、日本画への理解を分かりにくくしてるんかなぁ。
前にも何回か言っていますが、現代において日本画を一応無理にでも定義付けてみると、岩絵の具を使って描かれている絵画を一般的に日本画と呼びます。
いや、呼ばせます。(笑)
だから一見洋画の様なものも、岩絵の具を使っていれば…
(作・杉山寧)
これも日本画ですし、
出典:https://smlycdn.akamaized.net/data/product2/2/ecdebe2799035ff6c468613ec5274f259e73ebab_m.jpg
(作・横山操)
これも日本画です。
少し話はズレましたが、本日ご紹介する東山魁夷も、一見日本画のイメージとは少し違う作風の日本画家です。
代表作が何作かあるのですが、う~ん、やっぱりこれかな。
出典:http://livedoor.blogimg.jp/yuki_snow1106/imgs/9/8/984a280a.jpg
(緑響く)
波一つ立たない鏡の様な湖面は林立する木々を正確に写し取る。
そこを横切る真っ白な馬は夢か現実か…。。
…何をかっこつけとんねん(笑)
どうですか?深い静けさ、色彩のハーモニー、そこはかとなく漂う清潔感。
なぜこの人がかの有名な横山大観を差し置いて日本の国民的画家と言われるのが分かりますよね。
…いや、大観ももちろん近代日本画を切り拓いた素晴らしい巨匠ですが・・・。
ごめんな大観さん。悪気はないのよ(笑)
東山魁夷の絵はどこか現代人の感覚にフィットしますよね。
この絵が描かれたのは魁夷がもう世に認められたのちの事。
それまでに魁夷は語るに尽くせぬほどの苦難を経験し、克己して見事巨匠になった珍しいタイプの画家です。
それでは、簡単にですが作品と共に魁夷の人生をご紹介しようと思います。
東山魁夷は明治41年、三人兄弟の次男として神戸に生まれました。
遊び好きの父と、ただただ苦痛に耐えるのみの母との険悪な夫婦仲もあってか、魁夷少年は内気に育ち、一人部屋に籠り、苦しみから逃れるように絵にのめり込みます。
大好きな絵本の模写をしたりする内に、漠然と絵の道を志すようになりました。
これは魁夷15才の時の自画像です。
油絵で描かれています。
真直ぐにこちらを見つめる眼差しは、この画家の純粋さと強い信念を如実に表していますね。
ここ、結構大事なポイントだと思うのですが、魁夷は絵を始めた当初、このように日本画に強い拘りを持っていなかったんです。
没後公開された芸大に入る前の絵も全て油彩か水彩です。
なぜ日本画を始めたのかと言うと、厳格な父が、絵の道に進みたいと言う魁夷に対して、「日本画科なら」という条件付きで入学を許したからです。これが運命だったと思うと不思議。
ですが、この時から降りかかる矢の如く不幸が次々と魁夷を襲う。
他国との不穏な空気に包まれていた当時の日本。
実家の生業も折からの不況で傾き始め、魁夷は挿絵のアルバイトをして家族に仕送りしながら画業を修めます。
魁夷が卒業の年の四年生の時、兄が結核のため命を落とします。
ここから、魁夷は肉親を次々と全て失います…
出典:https://i.pinimg.com/736x/e9/05/71/e90571b6f98411220fc38a561e265418--japanese-art-asian-art.jpg
出典:http://www.art-annual.jp/wp/wp-content/uploads/2015/10/e47ce44021717dc3c6d6e9c8426c945a.jpg
上2点は魁夷が在学中に描いた作品。
初期から風景画を好んだ魁夷ですが、この頃の画風にはまだ深く静かな、所謂、
”東山ブルー”は見られません。
南天も日本画の古典技法をしっかりと踏んだ手堅い表現になっています。
魁夷は卒業後、画風を模索する為にドイツに留学します。
出典:https://www.gooworld.jp/car_info/drive/KANTO/1111/img/21_l.jpg
上記2点はドイツの風景を描いた作品ですが、いずれも魁夷が画風を築き上げた、大分後の作品です。
ですが、このドイツ留学は確実に若かりし頃の魁夷の画嚢を肥やしました。
芸術の都パリではなく、ドイツを選ぶあたりに魁夷の性質が見て取れます。
しかし、留学期間を一年残したまま魁夷は帰国。父が倒れた為です。
帰国の十年間、魁夷は地を這います。
病で倒れた父、兄と同じ結核の病に冒された弟、脳梗塞で倒れた母、家業の行き詰まりで抱えた莫大な借金。
これらすべて魁夷の身の上に降りかかってきたのです。
画業の傍ら、挿絵のアルバイトをし家計を支えました。
父が他界し、借金を返し終わった頃、既に魁夷は鳴かず飛ばずのまま37歳になります。
ようやく実家を整理し、落ち着こうかと言うとき、折あしく日本は大東亜戦争。
魁夷に召集令状が届きます。
自分の身体に爆弾を巻き付け、敵の戦車の下に潜り込み自爆するという想定の元訓練をさせられます。
訓練が終わった時、眼前に開けた千葉県鹿野山の眺望。
淡く光を受け輝く山に魁夷は心を打たれます。
「生きてもう一度筆を握れるとはよもや思わないが、もしそれが叶ったなら、この感動を絵にしよう。」
魁夷はそう思った。
昭和20年、終戦。
出典:http://livedoor.blogimg.jp/masuzawa05/imgs/4/0/40b075ad.jpg
明日をも知れぬ中、訓練中眺めた鹿野山の風景。
その心象を基に、沈みゆく夕日が最後に投げかけた光を淡く映し出す連山の風景画を描きました。
この作品は見事特選に輝き、政府買い上げとなり、風景画家東山魁夷が誕生する契機となりました。魁夷37才。
しかし、訪れた人生の春を一緒に喜び、分かち合う肉親は既に皆この世を去っていました…
つづく
また、おこしやす つらら庵 ♪
〇水墨DE名人〇
「羽生善治」
黄ばんだスマホカバーは元の白さを取り戻せるのか?検証!!
おこしやす つらら庵 ♪
さてさて、口内炎で常に涙目のしょーちん。です。(´・ω・`)
はぁ~、最近なって無かったから喜んでたのになぁ~。憂鬱…。
今日はね、前から気になっていた事を検証してみたのでござる!
しょーちん。が気にしていた事、それは…
しょーちん。ママのスマホカバー汚すぎ問題!
きったね~、ほんまに…(~_~;)
見て下さいこの黄ばみっぷり!!
まるで持ち主の心の色を表すかのようだ。。。
「あん?」(。-`ω-)←しょーちん。ママ
こう言うソフトタイプのスマホカバーって黄ばむのよね。
これは決してヤニが付いて汚くなってるとかではなく、紫外線などで劣化し変色しているそうな。
大抵透明のラバー素材はこうなるらしいのだが、ある方法でこの黄ばみを除去して新品同様の輝きを取り戻す事が出来ると言うのを小耳に挟んだのだ!!
しょーちん。ママの心の黄ばみはもはや取れないけど、取れないけれども、スマホカバーくらいは透明で行きましょうや!!
「だから、あん?」(。-`ω-)←しょーちん。ママ
てなことで今日はつらら庵のサイエンス教室だぜぃ~!!!(/・ω・)/
何を使うかというと…
どどん!
酸素系漂白剤なのじゃ♪
これはね、ハイターとかに見られる、塩酸は入っていないため、とてもエコロジーかつ、体にも地球にも優しいお掃除道具なのだ~。
添加物、化学物質大っ嫌いのしょーちん。はいつも愛用しています!
流石に塩酸ほどの漂白力は無いけども、なかなか頑固な汚れを落としてくれる、頼りがいのある商品ですよ!
塩素じゃなく酸素ね。
マネする時は危険の無いようにしっかり確認してね!
因みに酸素系漂白剤でも酢酸系と混ぜてはダメですよ!(`・ω・´)
この酸素系漂白剤を溶かしたお湯に、先ほどのスマホカバーを浸け置く訳やけどもやな…
まず、ちゃんとスマホカバーが入るかどうか、容器に当てはめてみる。
ギリギリやのぅ、おい。(笑)
それが分かれば、早速漂白剤を溶かす準備。
因みにこのように顆粒?粉末状?です。
酸素系漂白剤は、お湯で溶かす事により、より良く活発になります。
溶かす時は水じゃなくお湯で!!
投入!!
ぶっくぶくやなぁ~(*´▽`*)
そうそう、浸けてすぐには白くならないよ~。
このように汚~いまま。
このまま三時間ほど浸け置きしておきます。
~~~~~~~~~~~三時間後~~~~~~~~~~~~~~~
見た所全然変わりは有りません。
泡は消えてるけどね。
ここからがマジックでんがなぁ~!!(*^^)v
何を使うかというと…
UVらいとぉ~~♪
…ちゃんとドラえもんの声に脳内変換した??(笑)
漂白剤に浸け込んだものは、紫外線が当たると白くなるそうです。
もちろん日光に当てても良いんやけど、つらら庵にはハンドメイド用にUVライトがあるのや。
使わない手はないのや。
レジン作品やジェルネイルに使われるのや。
これに、そのまま投入~♪…
って入らへんのかぁ~い!!( ;∀;)(笑)
移し替えるか。
めんどくさいなぁ~。。
はいはい、それでは改めて投入~。
そしてスイッチョン!!(^_-)-☆
照らされとる照らされとる。
遠巻きに怪訝な顔で眺める我が庵主の図。
…して、どれくらい置きゃ良いんだろ~か??
こ~言う時はネットで検索じゃいっ!!(^^)/
ふむふむ…
なぬっ!!!???
・・・・・・・・
皆さん、悲しいお知らせです。
今日の検証は出来なくなりました事を深くお詫び申し上げます。
近日中に、今度は外の紫外線を当てての結果をお伝えしたいと思います。
・・・さらばだっ!!!逃げろっ!!(笑)
三三三(=゚ω゚)ノ
また、おこしやす つらら庵 ♪
〇今日の水墨DEアニメ〇
「オラフ」
おひさです。
おこしやす つらら庵 ♪
いやいや、これまた一週間も間を空けてしまいました(;^_^A
まぁこれといって大したことも起こって無かったんやけども。。
う~ん、来年からはもっとよさげ~な記事書いていきたいなぁ。
ゆっくりとブログを書ける時間があればもっとオモロイ記事を書く自信はあるんやけど。
あっ、そうそう、このつらら庵日和を始めたのが去年の大晦日なんですよ。
あと少しで丸一年。
毎日更新とはかけ離れた結果やけども、どうにかこうにか一年続けて来れた事に感慨深いしょーちん。なのです。
しょーじき過去の記事を見返すと、どーでもいいしょーもな記事めっちゃくちゃ多いんですけどね、なんか、それも一応それぞれに思い出があるわけで。
一度ぜんぶ消したろ~と思った事も有ったんですけど、なんかそれもね。。(笑)
(どないやねん!!)
ブログを始めた人の内7割がひと月以内に更新が途絶えるんやって。
それ考えたら長続きしてる方ですわ。
おこしやす言うといて、お前つらら庵におこししてへんやないかいっ!てな事にならんように出来るだけ顔を出しますね。
できたらいい記事の手土産を提げて。
そうそう、ご依頼品のバックもいよいよ完成間近です!
このように絵が入り…
ロゴもびしっ!!とね。
今回ご依頼して下さった方のご希望でつらら庵のロゴを入れさせて頂きました。
このロゴはつらら庵立ち上げの時に一生懸命考えたロゴなので、そう言って頂けるのはとても光栄で嬉しいのです♪
後は下書きの線を消し、細部を微調整してアイロンを掛け完成です。
大分お待ち頂いたのがとても心痛いのですが、どうやら年内にお届け出来そうで良かったです。
因みに作品の公開の許可を頂いてます。
ですので、完成したら今一度お披露目させて頂く予定なので宜しくです!(#^.^#)
それではこのあたりで。
今日も一日ありがとうございました~☆
また、おこしやす つらら庵 ♪
〇今日の水墨DEアニメ〇
「くまのプーさん」
初期のピグレット、なんか可愛くないよね???(笑)
"ひとり"
おこしやす つらら庵 ♪
詩・椿油さん 絵・つらら庵
ふと目が覚めた
独りの夜
電話も鳴らない
静かな夜
ただ理由(わけ)もなく
泣きたくなる夜
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、またコラボレーションしてみました(^_-)-☆
うん、やっぱりね、なにかイメージを頂いて描く方がしょーちん。的にはやりやすいです。
なんでもそうなんだけどね。
意外と自分自身の中は空っぽな感じがして。
何かを頼りに自分を表現する方が合ってるのかな。
芸術家にも、自分の中にどんどん表現したい物が現れるタイプと、何かにインスパイアされて表現していくタイプと両方ある。
どちらが良いとか悪いとかではないけどね。
今回の詩からはこんな絵になりました。
猫ちゃんが滲み過ぎたのがちょいと気になるけど(;^_^A
(えっ?猫に気付かんかったってか?(笑))
これからもこんな風に共同制作していきたいと思います♪
それではこの辺りで。
今日も一日ありがとうございました~☆
また、おこしやす つらら庵 ♪
〇今日の水墨DEアニメ〇
「遊戯王」
〇今日の猫あるある〇
計画性。
おこしやす つらら庵 ♪
人生には大切なものがいくつもある。
落ち込んだ時にそっと肩に手を添え、ただ一言「大丈夫だよ」と言ってくれる存在。
それからこれも大事。お金。
「ボロを纏えど心は錦」とはいうものの、実際経済的に厳しい状況では心もイライラするというのが人間の心情です。
もっとあるよ。細かく言えば。
健康、生き甲斐、恋愛、人生を賭してもいいと思える仕事…etc.
…さて、これら大切なものを引き寄せるのに、これまた大切な物が一つある。
計画性である。
計画性なしに人生は成り立たない。
最近では子供を産むにあたり、予め環境のよい所に引越し、子が幼い頃からインターナショナルな教育をさせ、良い大学を卒業させる。
これも、より良い子供の将来を招くための計画性の一つ。
もう少し一般庶民に分かりやすいように卑近な例を挙げると、料理をしている時に、煮物などの調理時間、手の空いている時に洗い物を済ませ、フライパンに残った油は、後で洗いやすいようにキッチンペーパーで拭っておく。
これも立派な計画性。
このように、個人の現在の幸、不幸というものは実に計画性によって導き出された、言わば過去からの答えなのだ。
歪んだ基礎の上には歪んだ建物しか立たないように。。
・・・やってもーたのや( 一一)
あのね、しょーちん。この間トイレの壁を塗ったのや。
そしたら思ったよりペンキが余ったのや。
捨てるにはもったいないのや。。
ほんでね、ある事を思いついたんです。
あの壁のザリザリな、なんと我が家の風呂の壁の一部も同じタイプやねん。
もちろんカビはえるわな。
だからここも塗ってやろ~と思って。
いそいそと塗るわな。
マスキングもバッチリ、手際のよい塗りさばきでみるみるカビで汚い壁は明るい白に塗り替えら…
ペンキ足りんなったーるやん!( ゚Д゚)
これこのようにすっからかん( 一一)
あとちょっとやんかいさ!頼むわ!
見ぃなこれを!
面積にして実に冷えピタ32枚分くらいの面積!
…分かりにくいなオイ( 一一)
もうさ~、最悪やん。
何が計画性やのんさ~。足りんなったーるやんかい。
行けると思たんや~。許して~。。(笑)
でもね、真面目な話このまま塗り残しておくのは僕の性格上無理!
あんなんいっちゃんあかんねん(-"-;
風呂入る度に塗り残しの方を見てしまうわ。持病の胃痛が悪化する。(笑)
なので、もうペンキを作るしかないっ!( `ー´)ノ
まぁペンキでは無いんですけど、いつもしょーちん。がハンドメイドとかに使ってる
アクリル絵の具を混ぜて作ります。
アクリル絵の具は乾くと耐水性になるので、う~ん、まぁほんとは浴室の壁とかには使わん方が良いけど、一部やしね。大丈夫。
色彩の魔術師と呼ばれる(誰が呼んでんねん)しょーちん。には色の配合なんて朝飯前なのさっ。
ペンキの残りを見て瞬時に色の構成を導き出しチューブから絵の具を適宜絞り出す。
天才やね、わたくし。
……えらい黄みが強いのーオイ( 一一)(笑)
しっ、白を足したらええんやろっ!!
想定の範囲内やっ!!
…だいじょーぶかな。。。
むにゅ~っと足してまぜまぜ。
ほ~ら、フタについた実際の色と比べてどうよ!
完璧やないかい!任しとかんかいワレっ!!( `ー´)ノ(笑)
そして出来たてのペンキを塗ってみる。
なんか若干色味が違うよーな。。
う、上の方やからええんちゃう。気にするのが悪いねん。
大丈夫。大丈夫。
…しょーちん。は悪くない。(笑)
てなわけで、今日は色々と想定外の出来事で疲れました。
皆さん、ええこと教えてあげようか。
人生は計画性なんかやあれへん…
潔い諦めや。(笑)
諦めて行きましょう皆さん。
いくら水も漏らさぬ計画性でも思わぬ障害が現れて打ち消されたりすんねん。
行きあたりばったりばんざ~い!((((oノ´3`)ノ
それでは、今日も一日ありがとうございます。
この記事があなた方にとって何の実りももたらさなかった事に同情して…
また、おこしやす つらら庵 ♪
PS・やっぱり、、、気になるわ。色の違いが。。(笑)
アオスジアゲハ
おこしやす つらら庵 ♪
「アオスジアゲハ」
自宅から車で数十分。
少し町外れの山の麓に寂れた昆虫博物館がある。
…俊と親子二人で行くのは初めてだ。
俊は今年の4月の半ばに8つになったばかりである。
首から下げた少し紐の長めの新幹線の形をしたポーチを手で弄んだりしながら、静かな車中から外の景色を眺めている。
「俊、シェイク買っていく?」
「シェイクはいい。だってアレ、吸うても吸うても中々でてこぉへんもん。」
「そら俊が焦って早く飲もうとするからやろ?」
…考えてみると、俊とこうして二人で喋ったことはあまりない。
お風呂に一緒に入って学校の事を聞いたりはするが、妻の様に他愛もない話をするのは苦手だった。
その事にすら今頃気付くようでは先の事が思いやられる。
妻は3日前に田舎へ帰った。
…山沿いの、車の行き交うのがやっとの暗い道を抜け、左手に大きな茶畑が見えたら昆虫博物館は目と鼻の先である。
10月半ばの空気は山手なのも手伝って妙に肌寒い。
遠くの方にはもう小さくブリキで出来たクワガタの形をした看板が見えている。
・・・
「着いたよ」
駐車場から博物館までの道を、俊は水たまりを踏みながら歩く。
「こら。なんで水たまりばっかり踏んでいくんや。せっかく長靴履いて来たのに。」
「長靴履いてきたから踏んでもええんやんか。」
俊は自分の知らぬ間にこまっちゃくれた理屈をこねるようになっていた。
妻のいないこの2、3日に急に実感した事である…
入場券を買い中に入る。
入口にある大きな池の中は腐ってドロドロになったホテイアオイの葉が浮んでいる。
最後に妻と俊と自分、3人で来たのは今年の6月だった。
その時はホテイアオイの葉は青々としていた事を思い出した。
博物館内部は道なりに1番館、2番館、3番館と続く。
1番館は各国種々様々の昆虫の標本が展示してあり、2番館は大きなハウスが続いていて、生体の蝶が放し飼いにしてある。3番館は売店である。
片田舎の博物館で、客も少なくこじんまりとしている。
俊は蝶が飛び交う2番館が大好きなのだ。標本にはあまり興味を示さないようだった。
「なぁなぁ、ここにある虫ってなんでこんな綺麗に死んでんの?」
「これはな、お薬を注射器で虫に打って眠らしてあるねん。だから道でよく死んでる虫みたいに腐らへんねん。」
「へぇ。そんな薬あるんや。」
「パパの小さい頃にはな、昆虫標本セットってあってん。虫を眠らせる薬と注射器、標本箱のセットな。パパの友達のター坊っておるやろ?あのおっちゃんなんか小さい頃その昆虫標本セットで遊んでて、間違って薬の入った注射器を自分の足に落として刺さってしもてな。「あかん、もう僕死ぬんや!」言うて大騒ぎした事あったわ。」
「あの田崎のおっちゃん?」
「そうそう。今度会ったら、「大丈夫や、おっちゃんが死んでも僕がちゃんと標本箱に綺麗に入れてあげるから」って言うてみ。でも、その時にパパの顔見たらあかんで!」
…今日初めて俊は歯を見せて笑った。
今日ここに来たのも、別段俊が行きたがったから来た訳では無い。
妻のいない事を、俊が薄々変に思っているのが分かったので、半ば誤魔化すためにやってきたのだ。
仕事の忙しい自分が、唯一家族で毎年来ていたのがこの博物館である。
しかし、考えて見ればいつも妻と三人で来ていた博物館に、今日自分と二人だけでここに連れてこられたことが逆に不安になりはしないかとナナフシの標本の前で一人思った。
妻はナナフシが嫌いで、いつもこの標本の前は見ずに行く。
俊は、その奇妙に長い手足が気になるのか、いつもこの標本の前でじっと見ている。
ナナフシの標本を見つめる俊の横顔を見ながら、三日前の夜を思い出した。
・・・
「回覧板、二つもポストに入ってるで。はよ回さなあかんのちゃうん。」
「…テーブルに置いといて。募金の用紙を世帯ごとに貰っておかないといけないし。」
「ふん。………ほんで、あの子はどうするん?お前のところおった方がええと思うねん。」
「それはそうかも知れん。でも、結局私の実家に連れてったら学校も変わらんなんし、お父さんの痴呆も年々酷くなるしね。どうしたらいいのか…」
「お義父さんどこまで覚えてはんの。俊の事はまだ忘れてないんやろ??」
「忘れてはないけど、たまに近所の似たような背格好の子と間違うらしいの。それをお母さんに聞いてから、余計先々の事、俊の環境が不安になって。」
「…」
「取り合えず暫く帰ってくる。大事な事やしそんなすぐには決めれへんやん。俊にはじいちゃんまた病気悪くなったから見てくるって言うとくし。私だって、今介護で不安なお母さんに余計な心配掛けたくないから、今回はうちの事までよう言わんかもしれんし。」
・・・
離婚の話は急に何かのきっかけで持ち上がったわけでは無い。
よその女に目を向けた事は無いし、給料もそのまま渡していた。
なぜこのような状況になったのかは分からない。妻の事は嫌いではない。
でも、それは次第次第に”生活”が凝固して行くとでも言いたいような、ある種の閉塞感だった。それ以外の理由は見当たらない。
…永遠に同じ形を留めるきらびやかな虫たちの前で、少し思いに耽ってしまった。
俊は自分がぼーっとしていた為か、先に2番館の方に行って舞い飛ぶ蝶を無表情に眺めていた。
「ごめんごめん。…外は寒いけどここだけ暑いなぁ。ムッとするわ。」
「うん。……なぁなぁ、この羽に書いてある”5”とか”6”って、数字の近い物同士は友達か家族なん??」
ー少し生ぬるい空気の大きなビニールハウス内に飛ぶ蝶には全て、飼育の便宜上でなのか、羽に番号が振ってあるのである。…三匹の蝶が俊の頭上でもつれ合いながら飛んでいるー
「あはは。これはな、適当に綺麗な蝶を捕まえて数字を人間が書いてるだけやから、番号が近いからと言って友達や家族とは限らんのちゃう。」
「ふーん。でもこの”5”と”6”の蝶が全然友達や家族じゃないんやったら、ほんとの友達の蝶はどっか遠い所におるん?ほんまにほんまに仲良しの、家族や友達の蝶は離れた所で悲しくないん?…」
無邪気な子供の空想なのは分かってはいるが胸に突き刺さった。
俊が自分を試しているなんて考えるのも馬鹿らしいが、妙に何一つ返す事は出来なかった。
「…せやせや、俊、今日で全部揃うやん。あとアオスジアゲハだけやもんな。もう遅くなって来たし、今日はバッチ買って帰ろか。早くせんとちびまる子ちゃん始まるで。」
そんなに広くはない3番館から出口までは売店になっている。
ヘラクレスオオカブトのぬいぐるみ、蝶のモビール、色々な昆虫の刺繍が入った帽子
…。俊はこの3番館が大好きだが、いつも決まってピンバッチしか欲しがらない。
この昆虫博物館オリジナルの鉄製ピンバッチは10種類ある。
ここに来るたびに一つづつ買っているので、残すは10番目のアオスジアゲハを買えばコンプリートするのである。
俊はショーケースのガラスを眺めながら、首に掛けた新幹線のポーチをしきりに手で弄んでいる。このポーチには今まで集めた9個の虫のピンバッチが入っているのだ。
「やっと全部揃うな。これでパパが作ってあげたコレクションケースが埋るね。」
…売店の女性に「アオスジアゲハを下さい」と言おうとした刹那、ショーケースに映った俊の顔が歪みだした。目から大粒の涙が落ちた。
「今日は買わへん。ママがおらへんもん。前に来た時に約束したもん…」
ー俊は昆虫の中でもとりわけ蝶が好きだ。
去年の夏休みのこと。友達の家からの帰り道でアオスジアゲハの死骸を持って帰ってきたー
・・・
妻は洗い物の手を止め、
「どうしたの、それ。」
「駄菓子屋の坂の前で死んでたから…。ウチのヤツデの木の下に埋めたんねん。」
「さとちゃんは優しいのね。じゃあ埋めてあげて、次にパパに博物館連れてってもらった時に同じアオスジアゲハのピンバッチをお墓に供えて、その子を天国まで連れて行ってくれるようにママと一緒にお祈りしよか。」
「うん。それまでは毎日僕がお墓に水をあげる。あのピンバッチを供えてお祈りしたら、このアオスジアゲハさんをきっと天国まで連れてってくれるね。」
・・・
それ以来、俊は学校から帰るとすぐに寝室に置いてある、最後のピンバッチであるアオスジアゲハが入るであろうコレクションケースを飽きることなく眺めていたのだった。
…俊がここ最近よく下痢をし、なんとなく浮かない顔をしているのは分かっていた。
俊の前では深刻な夫婦の会話を努めて控えてはいたが、子供の心は些細な家庭の違和感を読み取る。
妻が出て行くひと月前から俊は寝ている私たち夫婦の間に入り、二人の手を握りながら寝るようになった…。
…欲しがっていたピンバッチを買ってやる事で、俊の気を少しでも紛らわそうとしていた自分の心を恥じた。目頭が熱くなった。
「わかったよ。今度またママとこよ。それまでまだお墓にバッチ供えられへんけどな、いつかパパとママと三人でアオスジアゲハにお祈りしよ。」
俊は腕で目を覆い隠しながら静かにうなずいた。
・・・
俊の手を強く握り博物館を出ると、日は大分落ちていた。
俊は疲れて、車が動き出すと間もなく助手席で眠ってしまった。
運転をしながら見える帰り道の、広く開けた夕焼け空に、今日2番館で見た戯れながら飛ぶ三匹の蝶の残像が浮んだ。
また、おこしやす つらら庵 ♪