堕落列車。
おこしやす つらら庵 ♪
今日初めて弓子と抱き合った。
終電までもう時間が無い。
私は後ろ髪をひかれる思いで帰りの列車のホームへと掛けた。まだ腕や胸のあたりにぬくもりが残っている。
こちらへ来るときは弓子と久しぶりに会えると言うので気もそぞろだったのか、帰りの列車のホームが分らない。
時間の無い事で焦りもあって、勘を頼りにそれと思しき列車に何も考えず飛び乗ってしまった。
ドアが閉まったと同時に、手前の席に並んで掛けている半裸の中年男女と目が有った。
「しまった。」
この弓子の住んでいる〇〇町は、一つ筋を間違うととんでもない与太者たちが住んでいる地域がある。
「これがあの噂の列車か。」
いつか人づてに聞いたことを思い出した。
与太者たちが自分たちの集落に帰る時に乗る”堕落の列車”が存在すると言う事を。
先ほど目が合った半裸の中年男女も恐らくその地域の者だ。
冷汗がゆっくり背筋を伝ってゆくのが分かる。
彼らの目からすると明らかな闖入者の私は、奇異の目で彼らから見られている。
乗り込んだ時には手前の中年男女に気を取られ気付かなかったが、恐る恐る辺りを見渡せば私以外は与太者しか乗っていない。皆、何か穢い感じを見る者に与える。
既に列車はホームを離れ、猛スピードで〇〇町を走っている。
これからどうしようかと思いあぐねていると、突然、斜向かいに座っている、これまた半裸の穢い中年女二人が急に雷に打たれたかのように立ち上がり、躊躇なく窓から外に飛び出した。
疾走する列車。
私は着地してからも永遠に転がり続けているかに見える女二人を見ながら、
「もう弓子には会えない」
と、心の中で思った…
ははは。何かと思ったでしょう?(^◇^)
実は今の変な文章はしょーちん。の見た夢です。(笑)
巷間では他人の夢って一番聞きたくない下らない話と言う事になってますね。
敢えてちょっと脚色して書いてみました。アホや。
しょーちん。はいつからか夢日記を書いてるんですよ。
なかなか面白いですよ、記録していくと。
ただ、起き抜けに眠い目を擦りながら、瞬間瞬間に薄れて行く夢の記憶を手繰りながら記録するのは至難の業ですが…。(;^ω^)
夢って、その人の精神世界の反映なので(フロイトの例を俟たず)何か意味が有るんでしょう。
しかし、先ほど文にした夢を見た日は一日不気味な感じでした。
もっとええ夢見させろ~!!!!
それでは、ブログ史上一番くだらない記事でした。
また、おこしやす つらら庵 ♪
〇今日の水墨DEアニメ〇
「NARUTO」
だってばよが口癖なんだってばよ。
そして今日の散歩道。
また猫ちゃんみっけ♥