冬は特に要注意!猫ちゃんの膀胱炎・結石 ~庵主様病院へ~
おこしやす つらら庵 ♪
ひゃ~。
ちょいとした珍事がありまして2、3日バタバタしておりました。
それと言うのも一昨日の事。
夜も更けてそろそろ寝支度をしようと思て、家のちょこっとした片づけもんをしていたら、どうも庵主様の様子が変な事に気づきました…。
何故か、部屋の隅っこでおしっこの体勢になっているのです。
「ありゃ!!また粗相してんか!?(゜.゜)」
と思い、そ~っと様子を見ていても、おしっこが出る気配が有りません。
「???」
そして、何度も何度もトイレと居間を往復するのです。
さすがに心配になって後ろをついて行き、排尿を見ていると、ポタポタと出てるのですが、イマイチ出切って無い感じ。
すぐに病院に連れて行きたかったのですが、あいにく深夜だったので、その日は様子を見ながら一晩付き添いました。
もう心配で心配で!!(´;ω;`)
庵主様も元気そうなのですが、な~んか不快そうな顔して、しきりにおしっこが出る所をナメナメしてるし…。
すぐにネットで調べてみて、症状が一致したから多分これだ!と思った病名は、
膀胱炎・尿管結石でした。
調べてみて分かったのですが、冬場は特に猫ちゃんの膀胱炎が多いんだそう。
冬は猫ちゃんも動くのがおっくうになりがち。
もともと水をあまり飲まない猫なのに、特に水を飲まないようになるので発症が多いんやって。
考えたら人間もそうやもんなぁ~(;^_^A
寝室に行ってから、やっと布団で温まったころにおしっこ行きたくなっても寒いトイレに行きたくないもんやから我慢する事あるもんね(笑)
と言う事は人間も冬場は気を付けなはれや!やな。。
猫ちゃんの話に戻すと、
①何度もトイレの出入りを繰り返す
②しきりに性器をなめる
③いつもとは違う所で粗相をする
こう言った兆候が見られたら、ネットで調べて勝手に膀胱炎だから大丈夫だと思って放っとかないで、すぐに病院で見て貰ってください。
血尿が出ている場合はもちろんスグ!
膀胱炎や尿管結石が重症化すると、しまいには完全に尿管が塞がれて排尿できず、
最悪の場合尿毒素を引き起こして天国に行ってしまいます。
特に、オス猫ちゃんは尿管が長い分結石から尿毒素になりやすいので気を付けてあげてください。
…さて、当の庵主様は朝方になると落ちついて来てはいたものの、やはり病院に連れて行きました。
でも、猫ちゃんはお外大嫌いなのね(-_-;)
「借りてきた猫」ということわざもある通り、病院は猫ちゃんにとってとてもストレスの掛かる環境です。
できれば飼い主としてストレスを最小限に抑えたいもの。
これは、以前獣医さんに教えてもらった方法なのですが、連れて行く時に、
大き目の洗濯ネットに猫ちゃんを入れてあげると幾分か猫ちゃんは安心しますよ。
これの利点は、ネットのまま抱っこが出来る事。
まぁ、もともと抱っこが嫌いな子は普通のケージに入れてあげた方が良いかもしれませんが(;^_^A
でも、ネットだとぶつかってケガをすること無いし、車から病院に行く一瞬でも猫ちゃんが逃げてしまう事は考えられます。
ネットに入れてあげると脱走どころか走れないしおススメですよ(^^)
このように被せてあげます。
あ、耳がひっくり返ってもーとるわ(笑)
ネットでええ感じに視界もシャットアウトされて落ち着くんやろかな??
まぁ、病院を嫌がるのには変わりは無いんですが。。( 一一)
で、車で10分くらいの所にある動物病院へ出発。
待合室の庵主様。
見て下さいこのまんまるの瞳孔に前に倒れたお髭。(;´∀`)
完全なる緊張モードです。
あっ、今やからこうやって冗談交じりに言えるけど、診断が出るまではしょーちん。も緊張してたよ!
調べた症状は膀胱炎にかなり近かったけどそれはあくまで素人診断。
重大な病気かもしれないので、いつもと違うそぶりを見せたら病院へ連れて行ってあげて下さいネ。
そんなこんなで、緊張の中庵主様が呼ばれました。
まず、体重と熱を測るためにネットから出ていただく。
獣医さん「あら~、成猫なのにちっちゃな子やね~。かわいい♪」
しょーちん。「ありがとうございます~…」
顔は??( 一一)
獣医さん「毛がつやっつやね~!キレイ♪」
しょーちん。「そうなんですよ~♪…」
いやだから顔は??( 一一)(笑)
…肝心の顔の可愛さはノータッチのまま診察は進み、(笑)
体重も平均より少し軽いものの(体が小さい方なので)異常なし。
熱も無く、膀胱を触診してもらっても、おしっこが溜まっているような感じはないとの事。
続いてエコー検査。
カッチカチでシッポをお又の間に丸め込んだ庵主様をしょーちん。ママがオセロのごとくひっくり返し、尿管と腎臓を見てもらいました。
しょーちん。、ここに来て最大級の緊張。(;゚Д゚)
結果、石も無く、腎臓の肥大・収縮もなく異常なしでした。
( ´Д`)=3 フゥ
恐らく寒さからのトイレの我慢、水の摂取不足、運動不足などから軽度の膀胱炎になっていたとの診断でした。
いやぁ~よかった。
水が不足すると尿のpH(酸性度)が上がり、膀胱炎や結石になりやすいんやって。
これを少しでも防ぐために飼い主さんが出来る事は、
①こまめな水の取り換え(水道水で良いのですが、猫ちゃんによっては好まない温度があったり、カルキの匂いが嫌だったりと色々ある。水は餌場と離すのが基本)
②各部屋に水を置く(色んな部屋に気まぐれに移動するのよ…)
③トイレの衛生保持(まぁペット飼いの基本やけど)
ここを冬場は特に注意してあげて下さい。
なにより注意深くペットたちの様子を観察するのが基本やね。
あと、何かおかしなことがあれば些細な事でもすぐに病院に連れて行く事。
…診察を終えて少~しだけ安心した庵主様。
洗濯ネットを少し開けて顔を出してあげます。
そこに、他の患者さん(患犬?(笑))が庵主様を発見して興味深々!
かわいいホワイトテリアちゃんがクンクンと至近距離まで(^^)
庵主様はな~んとも言えない顔で固まっておりました(笑)
わんちゃんをしっかりと見たのは初めてだったのですが、猫ちゃんよりかは怖くないのかな??
威嚇もしなかったし、上手い事いけば仲良くなれそうな雰囲気も(*^^*)
まぁ、緊張はしとったけども(;^_^A
二週間分のお薬を貰い、無事に帰って来ました♪
いやぁ、お疲れ庵主様!
今日の庵主様。
すっかり元気で何より( ˘ω˘)
今回は色々なことも飼い主として勉強になったし、色々と庵主様の生活面も今以上に見て行かないといけないなと思いました。
ペットを飼っている皆さんも愛の有る目で注意深く仕草や健康状態を見てあげてね☆
それではこの辺りで。
今日も一日ありがとうございました~☆
また、おこしやす つらら庵 ♪