つらら庵日和

つらら庵日和。

つらら庵の職人 しょーちん。の日記。

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染料をめぐる冒険。

 

おこしやす  つらら庵 ♪

 

ども、和雑貨屋つらら庵の職人、しょーちん。でっす!

本日のブログのタイトル、染料をめぐる冒険。

 

何やら聞いたことがあるタイトルですな。

あ、村上春樹さんの羊をめぐる冒険か。

 

ハルキ作品はしょーちん。、片手に数えるほどしか読んでいないのですが、特に初期の青春三部作と海辺のカフカが好きでした。

 

イミフなところも多いんやけどね、彼の作品σ(^_^;)

でも、あの世界観好きな人はたまらんのでしょうな。。

 

‥‥ハテ、なんの話しやった?(笑)

 

あ、そうそう。

染料。

 

しょーちん。は1年ほど前から染料を使ったハンドメイド作品に取り組んでいるのですが、まだまだ良い染料に出会えて無かったんですよね。

染料は絵の具とは違い、布地に染み込む。

そして、えもいわれぬ柔らかなグラデーションを作り出します。

 

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そうなんです。しょーちん。の勉強している水墨画と質感が似ているのです。

 

染料に興味を持ったキッカケも、「布地に水墨画の様に描けないものだろうか?」

 

との思いからだったのです。

 

いや、絵の具は絵の具でとても良いのですよ。

例えば。。

 

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これは絵の具を使用した作品です。

点描の様にしてグラデーションを表しています。

これはこれでカントリーな雰囲気が出て良いんですよ♪

 

で、こちらが染料使用のもの。。

 

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先ほどの作品にくらべ、より柔らかなグラデーションが表せていると思います。

猫のフワフワした質感を描くのにぴったり。

 

しかし!

 

この染料は黒を使って描いたのですが、かなり青みがかっていませんか??

陶器の絵付けに使う、呉須(ごす)のような発色です。

 

とても涼しげでいいでしょ?

 

でも、もう少し純な黒でも描きたいのです。

なので、ありとあらゆる会社、製法、を調べて黒という黒を買い集めてみたのですが、これがまた見事に全て青みがかかってるんです!(T-T)

 

染料は粉末状なので、水に溶かしてみてはガッカリを繰り返していました。(笑)

 

と、もう諦めが入ってきたその頃。

ついに巡り合ってしまいました!

 

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これですよこれ!丁度よい墨のような黒!(⌒▽⌒)

 

これはダイロン製のカラーファンという商品です。

 

DYLON カラーファン (布地用・手描き用染料) 25ml col.11 ブラック

DYLON カラーファン (布地用・手描き用染料) 25ml col.11 ブラック

 

 

これね、もうすでに液状なので水で好みの濃度に薄め、筆で描いたものを上からアイロンで熱処理するだけで定着するという優れものです。

 

まだこれを使っての作品は作れていないのですが、試しに塗ってみた感じではとても良かったです。もう、嬉しくて嬉しくて。(^^)

 

この染料と絵の具を上手く使って、また作品を作ってみるつもりです♪

染料をめぐる冒険もやっと終わりだ。(多分)

 

それではまたお目にかかりましょう!

本日はこのあたりで〜。

 

今日も一日ありがとうございました〜☆

 

 

 

また、おこしやす  つらら庵 ♪

 

◯本日のイラスト◯

春麗

足小さすぎた。。(笑)

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