つらら庵日和

つらら庵日和。

つらら庵の職人 しょーちん。の日記。

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懐かしの四君子。

 

おこしやす つらら庵 ♪

 

こんばんは!体は大人、頭脳は子供、名探偵しょーちん。です!

いやぁ、雨が降り続きますなぁ~。

八代〇紀が隣にいたらその歌う口を塞ぎそうな勢いです。

 

ほんまたのむわぁ~。つらら庵山に囲まれてるから土砂崩れ心配なやつ。

本気で。(笑)

 

今日はね、なぜか本格的に古法の水墨画を描いてみたくなってね。

いつも描いてるのは落書きみたいなもんやからね。

本当はしっかりとした画法があるんですよ。

なんてったって中国何千年の歴史ですからね。

 

しょーちん。も独学ながら昔は学んでました。

水墨画必携の書「芥子園画伝(かいしえんがでん)」なんて全て模写したほどです。

まぁ独学は独学なので、見る人が見ればしょーちん。の生兵法なんて無茶苦茶なんやろけどね。

 

中学生の時は学校も行かずにひたすら墨を擦って描き、疲れたらゲームの毎日でした。

来る日も来る日も四君子(しくんし)を練習した物です。

 

四君子とは、水墨画を学ぶ人が初めから終わりまで学び続ける、言わば現時点現時点での実力を計る試金石と言うのかな?

四君子に始まり四君子に終わる。

 

蘭竹梅菊。

 

これら植物を、それぞれの特徴を表す君子に例えたものです。

 

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流れるような抑揚を学ぶ。

筆の使い方が一番試される画題。

しょーちん。は苦手(笑)

 

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かちっとした筆さばきを学ぶ。

強さと瑞々しさ。

しょーちん。は竹が大好きで、これを描く事が精神安定剤的な作用をしていました(笑)

初心者がいちばん「っぽく」描ける画題なのでおススメ!

 

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幹の荒々しさ、梅の花の香しさ、優しさの対比を学ぶ。柔と剛。

北斗の拳でいうとトキやな。(誰がわかんねん)

梅の花の中心に薄墨を落とすと途端に匂いがしてくるようで、描くのが好きでした。

 

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上品、高貴を学ぶ。

意外と丈夫な花で、分厚く固い葉を表現できるかがポイントかなぁ。

折ったら仏教臭い匂いがしそうなくらい描けてたらいっちょまえだな(笑)

 

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久々に参考書とか見ないで描いたけどね、大幅に画法を忘れてるけど、身体が覚えてるのか、肝心なところは覚えてましたね。不思議と。

天心法、破鳳眼法、三散集五法…

 

北斗の拳の技名みたいやな。(もう北斗の拳ネタいいって)

 

どう?こんな絵ばっかり日がな一日描いてる引きこもり中学生(笑)

今度はこれと関連してね、僕が不登校の時にどんな思いを胸中抱いていたかを次の記事で書こうと思います。

以前もちらっと書いたんやけどね。

 

 

turara-an755.hatenablog.com

 

でも、もう少し掘り下げるというか、不登校のお子さんがいる親御さんに伝えたいってのがあって。

そういう親御さんにとって、我が子がどういう思いでいるのかがとても気になると思うんです。

面と向かって聞けないしネ。なかなか。

しょーちん。のしょーもない体験でも少しは参考になるかなぁと。。。

 

それではこのあたりで!

今日も一日ありがとうございました~☆

 

 

 

また、おこしやす つらら庵 ♪

 

 

 

 

 

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