つらら庵日和

つらら庵日和。

つらら庵の職人 しょーちん。の日記。

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喉に違和感…。診察しても異常なし。それって梅核気(ばいかくき)かも。

 

おこしやす つらら庵 ♪

 

 

皆さんは風邪以外の時に、喉に違和感を感じる事は無いですか??

痛くもないし、腫れてもいない。でも、何かがつっかえているような…

 

もし、ピンと来たなら、今日の記事を読んでみて下さいネ♪

 

 

 

①ある日、ふとのどにつっかえが…

いきなりしょーちん。自身の話になるのですが、6年程前に、正に上記の症状に悩みました。

初めは喉が荒れているのかと思い、うがいを日に数度してみたり、喉の不快感から水を飲む回数が増えたりしました。

 

直ぐ治るだろうとそのままにしておいたんですけど、喉の不快感は消えず、むしろ日に日に酷くなって行くようでした。

 

②自己判断は厳禁!重篤な病気の可能性も…

大の病院嫌いのしょーちん。も、何か重篤な病気を疑い、(代表的な症状類似の病として咽喉がん、食道がんなども考えられる)恐る恐る耳鼻咽喉科へ。

 

鼻からカメラを入れてもらい、診察をしてもらいましたが、結果は異状なし。

ホッとしたのはホッとしたのですが、それからが本当の苦痛でした。

 

理由が分からないのも辛いものです。

異常が無いと言われても、確かにしょーちん。の喉には何かがつっかえてる…。

 

そうなるともうノイローゼです。

四六時中気になるのは喉の事ばかり。

暖かい物を日に何度も飲んで、気休め程度に誤魔化していました。

洗面器にお湯を張って蒸気を吸い込んだり、ほんまに色々試しました。

 

結局治ることなく、数カ月が過ぎた頃、図書館で興味深い病名を知ります。

 

③精神の病、梅核気(ヒステリー球)とは?

東洋医学では梅核気(ばいかくき)、西洋医学ではヒステリー球という病気です。

 

 

主な症状として、喉の違和感、しゃがれ、つっかえ感、痛み。

検査しても異常がないのに喉に違和感を感じる場合、この病気を疑った方が良いです。

肉体的な疾患と言うより、精神疾患(ノイローゼ)の部類です。

 

読んで字のごとく、喉に梅干し大の種が常にある感じなのです。

しょーちん。は、この病名を見た時に、変な話ですが、「その通りだ!」と大いに合点して気持ちが良かったんです。

 

そう言えば、この病気を発症した当時、色々な事でストレスを抱えていました。

ストレスや、過労、異常な緊張によって発症する事が多いので、この症状が見られた場合は、なんらかの精神的な病気のサインかも知れません。

 

但し、先ほども言ったように似た症状としてがん等の重篤な病気に似ているので、自分で判断せず、必ず信頼のできるお医者さんに診てもらってください。

しっかりとカメラで見てもらいましょう。

 

診察の結果、何も異状が見られなかった時は、梅核気の可能性が有ります。

 

④特効薬はあるか?

今の所、梅核気に対する特効薬は有りません。

精神的な病は、喉だけに限らず色々な症状を引き起こすので(不眠やめまい等)、

薬と言えば精神安定剤しか有りません。

恐らくお医者さんにも勧められると思います。

 

ですが、日ごろから喉だけでなく、うつや情緒不安定という症状を伴っている方はともかくとして、喉の違和感だけに精神的な過敏が現れている方からすると、精神安定剤を飲むのに拒否感を持つ人も多いと思います。

 

漢方の分野では、梅核気に効くと言われる半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)と言われる生薬も有ります。

こちらを試してみるのも良いでしょう。

 

【第2類医薬品】ツムラ漢方半夏厚朴湯エキス顆粒 24包

 

⑤梅核気の治療

色々な精神過敏状態から出る1症状としての喉の違和感なので、喉をどうにかしようしようとしない方が良いです。

喉を気にする事によってそれ自体ががまたストレスを呼び、悪循環になってしまいます。

しょーちん。も一時期ほんとにノイローゼで、一日中喉を気にして生活をしていました。

 

でも、うつ病やその他精神病一般と同じで、まずはリラックスし、呼吸を整えて、ストレスその物を溜めない努力が必要ですね。

それと、何かに真剣に取り組む。

 

しょーちん。がそうなのですが、割と何かに夢中になっている時は喉に違和感がある事を忘れている事が多いです。

未だに治ってはおらず、常に喉に違和感がある状態ですが、今では忘れている事も多くなりました。

 

存在しない物を有るものとして気にしているのですから、気分的なものも大きい病気なのです。焦らずに、ゆっくりと治して行って欲しいです。

 

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⑥まとめ

 

しょーちん。自身は、梅核気と言う病気を知る前の方が辛かったんです。

原因の分からない事が、何か闇の中にいるようで怖かった。

 

でも、図書館でこの病気を知った時、洋の東西、しかも古からある病だと理解したことで、変な話妙に安心したんですよ(;^_^A

だから、もし少しでも喉の違和感で辛い思いをしている方がいたら、この記事で少しでもこの精神病の存在を知ってもらって、その上で落ちついて治療して行って欲しい。

そう思って書きました。

気のせいではなく、実際にある病気なのです。

 

精神病は、年月が掛かるかも知れませんが、必ず良くなります。

ただ、肉体的な疾患と違って難しい所もある。

 

精神的なものは、人によってその原因となる根っこが千差万別。

過去のトラウマ、仕事上のストレス、或いは環境的なストレス。

 

喉だけを治そうとするのではなく、その症状が出ているのなら、それを起こさせる要因が何か有るはず。

 

静かに自分と、自分が置かれた環境を一つ一つ精査していって、その原因を突き止めて下さい。

そうする事は、病気を治すためだけに有為なのではなく、より自分の事を知れるきっかけでもあると思うんです。。

 

 

それでは長い記事を読んで頂きありがとうございます。

今日も一日ありがとうございました~☆

 

 

 

 

また、おこしやす つらら庵 ♪

 

〇今日の水墨DEアニメ〇

 

カリオストロの城

宮崎駿初監督作品なのは意外やね!!(^^♪

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