制作ノートちらり。
おこしやす つらら庵 ♪
こんばんは~。昨日の風邪の治りぶりから計算すると、今日は完全復活かと期待してましたが、さりとてでした(苦笑)
熱は無いけど体がダルくて喉痛い…。(-_-)一日中ゴロゴロしてました。
でも、今日は1ついい発見がありました!しょーちん。ママが、(このブログの登場人物が母親と猫しかいない事で、僕の寂しさが分るでしょ?(笑))
良い物を密かに隠してたんです。それがこちら!☆
くるみボタン制作キット!!(^O^)/
手芸好きな人はよく知ってるんでしょ??恥ずかしながら一応男の端くれの僕は、存在は知りつつも、一体どういう道具なのか知りませんでした。
最近はしょーちん。ママも、何故かハンドメイドに興味を持ち出したので、以前興味本位で買って仕舞いっぱなしだったこのキットを、戸棚の奥から引っ張り出してきたのでした。
これね、簡単に説明すると、好きな柄の布をボタンより一周り大きく切り、ボタン金具に被せて裏から別の金具をセットし、そのまま型に入れて上からギューッと押し込むだけで自分好みのくるみボタンが作れるんです(^^)
・・・伝わったのか?(笑)
これでひらめいたんです。
生成りの無地の布で作ったボタンに絵の具でペイントしたらええんちゃうの?しかも和の伝統文様を。。。
で、早速制作ノートにデザインを描きました!それをちらりと…。
どーですかぃ〜?
つっても、小さくて何がなんだかだと思うので一つ一つ説明を…。
波の部分は日本古来の吉祥紋、青海波。(最近の若者には電波バリバリのWi-Fiスポットに見えるとか…。(笑))それに千鳥を組み合わせた文様、波千鳥です。夫婦円満を意味する文様です。
昔の、人を乗せて走る駕籠(かご)の車輪を図案化した、源氏車です。これも古来から伝わる文様で、高貴さの象徴、また、"回り続ける"事から、永遠性の象徴でもあります。本来は真正面から描かれることが多いですが、しょーちん。流デザインでは、互い違いにし、それぞれがフェードアウトしているようにしてみました。
これはわかりやすいですよね(^^)梅を図案化した、梅花文です。またまた真正面から描かないひねくれデザイン(笑)寒い冬、百花に先駆け咲く事から、忍耐の象徴、即ち、忍耐の先に有る春の象徴だそうです。ここまで読んで頂いたら分かる様に、
日本古来の伝統文様にはそれぞれ意味合いがある
のです。いいですね~、日本文化!(*^^*)
お次は、流水を図案化した光琳水です。流水文は、これにもみじを加えて、竜田川文、観世家が愛用した観世水と色々種類が有るのですが、中でも尾形光琳がデザインした光琳水が、僕は 1番好きですね☆他と違って曲線が雅なんですよね〜。意味合いとしては、常に流れる水は腐らないことから、清浄さ、清廉さを表します。
…それはそうと、このデザインは納得がいってないんですよねー。。。やっぱり曲線の構成は難しい…。( 一一)
最後は麻文です。結構有名な柄なので、知ってる方も多いんじゃないでしょうか?千代紙のデザインや、もっと身近な例で言うと襖(ふすま)の文様に多いです。襖の下の方、こんなですよね??
この文様は麻の成長が早いことから、子の、健やかな成長の象徴、更に、同じ文様が続くことから、これにも永遠性の意味合いが有ります。
僕のデザインでは、全面に描くとうるさくなるので、ところどころの線を"飛ばして"意図的に隙間を作ってみました。
はいっ、折角の永遠性崩壊〜(笑)
これらの物がいつ作品になるのか…。(-_-)
はい、分かってますよ。僕が一ヶ所に留まらず、あれやこれやに手を出し結局どれも中途半端に終わる悪いクセ…。(泣)
でも、久々に作りたい気持ち爆発なので、意外と早くお披露目できるかも!!
問題は細かい文様を上手く描けるか…。特に、麻文は超絶難しそう^^;
ブローチにしよかなー、ピンの髪留めにしよかなー♪←女子か!
そーそー、
今日は庵主様本人が一句詠むそうでっせ!皆さん、御清聴ねがいます!それでは、
また、おこしやす つらら庵 ♪
※庵主様から一句。※
"我が爪の
鋭利恨めし
にゃーにゃにゃにゃー。"
はは~ん、お前、、、学習能力無いな?(昨日の今日やん…。)